何が楽しくて芝居をやっているんだろう?by 呉羽役野口春香
vol. 10 2023-04-21 0
いつも応援ありがとうございます!!
残すところ1週間を切ってしまいました!!!!ゴールまで諦めず走り続けて参ります!
今日は劇団エルの団員さんに「なぜ劇団エルに入ったのか、あなたにとって演じるってどういうこと?」について書いていただきました♪
トップバッターは劇団が立ち上げの時から参加し、苦楽を共にしてきた野口春香さん。前回、一人二役という難しい役を見事に演じ切りました。
右側:呉羽の春香さん
そんな頑張り屋の春香さんは、演じるということについてどんな風に思っているのでしょう〜?
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「何が楽しくて芝居をやっているんだろう?と自分に問いかけてみた」
とりとめもなく散らばっているように見えるものが、ある地点を超えたところで急に立体的になる
着色されて継ぎ目がなくなっていき、一つの意思を持った生き物みたいに動き出す
そこにかかわるあらゆる人やモノはその芝居という生き物を形成する細胞の一つ一つとなって自分の命を燃やす
ギュッとくっつき合って生命体を生かす事だけに集中する数時間…
使命を果たした細胞達はまたほろほろと個にかえっていくのだけど、ギュッと繋がった一瞬の体感は残っている
私は芝居のそんなところが好きらしい
中学校の演劇クラブの顧問が、それはそれは情熱的な元劇団員のダンディー爺であった
芝居の魅力を教えてくれたのは紛れもなくその通称もとじ先生だ
高校でも演劇部に入り、その後も続けたかったけれど場がなくなってしまい…
それから長い時を経て、「劇団エル」に入団
今の私は、母として、妻として、嫁として、娘として、社会の一員として、放っておくと役割に生きてしまいがちになる
エルが私の中に加わったことで、「自分」という項目にしっかりと時間と労力を注ぎ込むこととなる
そしてリサ団長の吸引力で集まって来た方々は、自分軸をズキュンと打ち立てている女子ばかりで超絶、刺激的!
彼女達のように「やらなくちゃ」ではなく「やりたい」で行動する健全さを思い出せば、世の中はもっと軽やかにシンプルに楽しくなっていくことでしょう
生き方を変える時は少しばかりの向かい風を感じますがね、その風も実は自分の想像で起こしているだけだったりする
エルはまず、自分達から始めてみたのです
リサ団長が「書きたい」で描いた物語にのせて、ご縁ある仲間とギュッと繋がって自分の中の「やりたい!」にチャレンジしてみることをその純粋なエネルギーが、あなたの心臓にも少しだけ届きますように
ぴったりな大学生役
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6/18の公演でも呉羽役で大活躍の予定です。ぜひ舞台を見にいらしてくださいね〜♪
そしてぜひご支援いただけましたら大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします!