ふとんで年越しプロジェクト2016 ～誰もが暖かく年を越せるように

「ふとんで年越しプロジェクト」呼びかけ人の大西連です。

1月にプロジェクトのクラウドファンディングが終了いたしました。現在までの進捗を報告させていただきます。

昨年12月15日のプロジェクト公開から一ヶ月余り、総勢360名の方から、合計2,980,500円ものご支援をいただきました。プロジェクト実施のためのご寄付に加え、多くの方々にあたたかなメッセージを添えていただいたり、プロジェクトの情報拡散にもご協力いただくなど、さまざまな形で応援していただきました。

皆さまお一人お一人に、ふとんで年越しプロジェクトの参加メンバーを代表しまして、心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました！

行政機関の窓口がストップする年末年始に、何か自分たちでできないか。一人でも多くの人が、路上や公園などの極寒のアスファルトではなく、あたたかい部屋のふとんで年を越せるようにできないだろうか。

「何も特別なことではない、“ふつうの年越し”を届けたい」――そんな想いでプロジェクトを始めました。

2013年の冬にスタートした「ふとんで年越しプロジェクト」は、今回で４回目（４年目）となりました。

今回は、前年総額の倍以上のご支援をいただきました。そのことにより、想定を大きく超えて25名の方の「ふとんで年越し」を実現することができました。

また、年末年始につながった相談者の「年明け後の支援」も可能になりました。

プロジェクトの支援を受けて、新年を迎えてから、無事就職された方や職業支援のプログラムにつながった方、地域の共同シェルターに移られた方 、そして、アパート生活を始められた方もいます。

いずれも、皆さまから多くのご支援をいただいたから可能になったことです。資金的にこれまであきらめていたことを実現することができました。

そして、実は現在も、プロジェクト・メンバーによる支援活動は続いています。

引き続き、いただいた資金を大切に使わせていただきながら、プロジェクトにつながった方々の継続的なフォローを丁寧におこないつつ、まだつながれていない方への通年的な支援の取り組みへと、活動を拡げていけたらと考えています。

また、事前にアナウンスさせていただいた通り「ふとんで年越しプロジェクト2016」活動報告会の開催を今後予定しています。

報告会では、私たちがこの年末年始に支援した方たちから寄せられた相談の概要や傾向、年明け後の状況などについて、ご報告させていただきたく思います。

このたびは、皆さまの幅広いご支援・ご協力を本当にありがとうございました。

今後とも、プロジェクトや〈もやい〉など関連団体の発信にご注目いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。