アジア版アーバニストの「連絡網」を作りたい!
vol. 5 2021-07-09 0
私たちが、forcities.orgを作ったワケ
石川が幼少期を過ごし、杉田が学生時代を過ごしたヨーロッパでは、都市を舞台に活動する実践者が国や文化を超えて交流し、共にアクションを生み出す現場を数多く目撃してきました。
例えば、都市と市民を繋げるためのツールを集めてアーカイブ化し共有する「 City Toolbox」プロジェクトや、建築・都市分野における若い才能を発掘しミュージアムや企業とつなげる「Future Architecture」、都市を舞台に活動する実践者を国境を超えて繋げ共に学ぶ機会を提供する「Actors for Urban Change」、都市をテーマに次世代のアーバニストを養成する「Independent School for Cities」など、国境を超えて実践者が交流し行動するための仕組みがヨーロッパでは充実しています。まちづくりの興隆と共に実践者も近年増えている日本ですが、国境を超えたナレッジのシェアやコラボレーションを行うためのインフラは、残念ながらまだ整っているとは言えない状況です。
そこで私たちは、主にアジア圏における都市づくりのアイディアと人材を集積するプラットフォーム「 forcities.org」を作りました。誰でも自分のポートフォリオとアイディアを登録できるプラットフォームで、ベルリン在住の建築好きイラストレーター、都市をテーマに報道を行うインドネシア人のジャーナリスト、ゼロ・ウェイストな街を目指す活動家など、現在、15カ国以上のメンバーが仲間になっています。
今後は、定期的なミートアップやオンライン上でのコミュニティづくり、教育プログラムなどを通して、国内外のアーバニスト達と国境を超えて都市を思考し、行動し、実践するための場づくり、機会づくりをしていきたいと考えています。3ヶ月後なのか、1年後なのか、ここで出会った仲間にふと連絡して、面白いことを企てたりできる日が来るといいなと思っています。
ぜひみなさんも、登録してみてください!
→forcities.org