【山本 梓(やまもと・あずさ)さん】より、応援メッセージをいただきました!
vol. 16 2018-07-02 0
神山の米と湧き水を使った日本酒をみんなでつくるプロジェクト。クラウドファンディングも残り10日となりました!
先日、東京で開催された「フードハブのいつものごはんの会」で、日本酒『神山の味2017』とフードハブのいつものごはんを味わっていただいた山本 梓(やまもと・あずさ)さんより、応援メッセージをいただきました。ありがとうございます!
神山にはちょうど最近行ってきたばかりで。フードハブで運営されている食堂「かま屋」でご飯を食べたこともあって、取り組み自体にも興味があったんですが、お話を伺って、本気で取り組まれていることが伝わってきました。「超えなきゃいけない壁がある」とおっしゃってましたが、神山ブランドが成立するのは、やっぱり地元の人の受け入れがあってこそだし、真鍋さんをはじめとするフードハブのみなさんの、地域の人たちと向き合う姿勢がすごいなと思いました。また、新しいことに挑戦できるのも、行政と民間が一緒に組める仕組みがあるから。そこが整っている神山は、やっぱり最先端だと思います。
日本酒ひとつをとっても、「作って残していく」ことを大事にされていて。「まあいっか」と諦めずに、一つ一つこだわって取り組まれています。そんな活動が一つずつ繋がって、お酒以外にもいろんな商品が生まれていることも、すごいと思いますね。一人ではもちろんできないことですし、彼らのチームプレイが羨ましくもあります。
「神山の味」、美味しかったですね。お話を聞いて驚いたんですが、全然削っていないんですよね。それなのに上品な味で。いわゆる「低精米酒」って、もっと暴れん坊な味を想像していたんですが、意外でした!できる年によって味が変わるのも面白いですし、みんなで麹から作る取り組みも良いですよね。それって目に見えなくても空気中にいる菌たちに、みんなで感謝するってことじゃないですか。そういう意識が芽生えると、農業をやる意味も感覚も変わっていくと思います。子どもたちにも繋がっていくだろうし、教育的にもすごく面白い取り組みなんじゃないかと思います。
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山本 梓(やまもと・あずさ)
編集者/文章を書く人/ときどき古本屋。
1985年、東京都生まれ。雑誌の編集を経て、独立。フーテンの寅さんにあこがれている。日本各地の友人におすすめの品を手配してもらう物産展「ちいさな、風土展」や「ちいさな、風土酒場」を勝手に開催。『アズアズ書房』という屋号でたまに小商いをする。夢は、森の中のおばあちゃんラジオDJ。