映画『轟音』×太田美恵 出演者コメントVol.6
vol. 7 2018-11-11 0
出演者コメント第6弾です!!
今回はひろみ役の太田美恵さんです。
http://kmcinema.com/wp/cast/ota.html
太田さんとは10年くらい前に行っていたスクーリング・パッド映画学部映画俳優コース第2期生として出会ったのが最初でした。
とはいえ、当時2クラスあって同じクラスにはなったことはなかったのですが、とても良い俳優さんだよと声が聞こえてくるような方で、お名前はよく知っていました。
この時は話らしい話はしたことはなく、卒業してから、たまたま劇場とかオーディションとか飲み会とかで会う機会があって、話すようになったといった感じでした。
太田さんにいただいたコメントでも書いてありますが、こんな接点でなぜ太田さんだったかと言うと、もちろん活躍はテレビ等で知っていましたが、ひろみ役を探していた時に、
「あ、太田さん」
と思って、たまたま連絡をとっていた安楽に言ったら、ふたつ返事で「いいと思います」と言われ、もう太田さんだと思ったんです。
不思議ですね。
で、すぐ電話して、本読んでもらって、参加していただけることになって。
という流れでした。
それで、太田さんにやっていただけることになって、色々話をしました。
変な意味ではなくて、太田さんてもっとしっかりしているイメージだったんですが、そんなこともなくて、いや、しっかりしてらっしゃるんですけど、少し抜けているところがあって、なんかそれがとても人間らしくて、そんな太田さんの部分がひろみという役に生きるように演出を心がけました。
太田さんは打てば打つほど響く方です。
とんでもないものを色々見せてもらいました。
たぶん今までの見たことない太田さんになっていると思います。
乞うご期待です。
そして太田さんからもコメントをいただきました。
……………
《作品について》
私は、幸せや希望に向かってがむしゃらで、不器用であの時それしか選べなかったけど、一生懸命に生きている人たちのお話だと感じました。
台本を読みながら、「誠、走れ!!」って心の中で叫んでました。
《監督について》
監督である片山さんとは、10年以上前に知り合ってはいたのですが、共演作は無いし、連絡を取り合って何かをするような間柄でもなかったんです。
なのに、いきなり電話が掛かってきて、自分の映画に出演して欲しい。台本を読んでから決めてください。というようなことを言われたんです。
しかも、その時の台本は、もっとディープな内容でした笑っ
でも、こんな話のひろみ役に、私をキャスティングするなんて、片山さんしかいないなと思って快諾したんです。
実際に撮影に入ってみると 監督の演出は独特で、片山さんは俳優でもあるので、こちらの側に寄り添っていてくれるんです。全部見抜かれてるというのもありますけど、この ひろみ にたどり着けたのは、片山さんとでなければ出来なかったなと思ってます。
監督は、「俺、性格悪いですね」って よく言ってて、本当に性格悪いことを言ってるんですが、とても愛情があって人間が好きだからなんだなと、じゃなかったら、こんなに多くの方にご協力いただけなかったと思います。
……………
太田さんありがとうございます。
すごくえらそうなことかもしれませんが、この太田さんが書いている“このひろみ”ってのに到達した瞬間みたいなのがあって、それを見た時になんかグワーって自分の何かを鷲づかみされた感覚になりました。
是非そんな太田さんも早く観てもらいたいです!
皆様、引き続き、映画「轟音」のご支援をよろしくお願いします!