クリエイター紹介、福山功起さん
vol. 4 2021-02-14 0
観光映像祭では誘客、観光資源、観光サービスなどが主要部門です。
国際部門では世界の映像祭と同じコードで審査をするので、これらの部門はしっかりと確立しています。
しかし、それらの部門で測れない観光映像がでてきます。
そのためのスペシャルアワードをどの映像祭でも実験的に行っています。
日本国際観光映像祭では、特に日本部門では、新しいことに挑戦しています。
第1回では、短編映画の形をとりながら、観光にも寄与する映像を
旅ムービーとして表彰しています。
第2回では、ユーチューバーの映像や、個人製作の映像にも観光に寄与する
映像が多いことから、Vlogを作りました。
この旅ムービー、Vlog、どちらもで最優秀作品賞をとられたのが、
今回紹介する福山功起さんです。
福山功起 株式会社JillMotion
1969年東京都出身。映画監督・CMディレクター。
2015年「夜だから」(主演/波岡一喜)にて長編監督としてデビュー。
2016年「鉄の子」(主演/田畑智子)
映画監督だけでなくCMディレクターとしても多くの作品を監督。
2012年、天橋立で知られる京都府宮津市を舞台とした中編自主映画「みやづのうた」の監督をキッカケに「地域の魅力×映画」、同時に多くの市区町村の魅力を発信する観光映像も制作し続けている。
第2回日本国際観光映像祭でVlog部門最優秀賞を取られたのが、以下の作品です。
この作品では、福山さんはプロデューサーとして関わられました。宮津を一人の女性が旅する、この作品は、日本国際観光映像祭だけではなく、門真国際映画祭の観光映像部門でも大賞をとるなど、高く評価されています。
福山さんは、今回のファクトリー参加にあたり、次のようなメッセージを届けてくれました。
はじめての与論島!
与論島を沢山歩いて、目に映る純粋に感じたままをカメラに映す純度100%のVLOG作品をお届けしたいと思います!
今回、福山さんは女優さんを起用して、彼女の旅の模様を映像に収めるというお話も聞いています。宮津の映像も高く評価されましたが、今回の映像で、また今までとは違う、与論島の魅力を紹介してほしいと期待しています!
木川剛志
総合ディレクター, 日本国際観光映像祭