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芸術祭「アースアートプロジェクト」をクラウドファンディングで実現!

日本発、ラダック初、ヒマラヤの遊牧民とともに標高5000mの芸術祭「アースアートプロジェクト」

標高5000mの地球芸術=アースアート。遊牧民の寄宿学校を舞台に、子どもたちにアートの力を伝え、教育環境の整備を目指します。厳しい環境変化の中、一緒に未来を考える機会とし、この活動を広く伝える記録本を制作します。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額500,000円を達成し、2014年8月31日23:59に終了しました。

コレクター
53
現在までに集まった金額
558,443
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額500,000円を達成し、2014年8月31日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
浜尾 和徳

「特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクト」副理事長、コーディネーター。1985年生まれ。東京学芸大学卒業後、渡印。子どもたちへの支援方法を模索する中でプロジェクトを立ち上げ、現地に滞在し、現地の青年たちとWall Art Festival 実行委員会を組織。ヒンディー語をこなす。マガダ大学労働福祉・社会福祉修士課程修了。日印の教育現場に貢献したいと奮闘中。

ウォールアートプロジェクトのこれから

vol. 29 2014-09-14 0

浜尾です。
アースアートプロジェクト2014は、まとめの段階に入っています。改めまして、皆様からの応援、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

私たちは、2015年2月へ向け、新規プロジェクトを立ち上げます。その名もNoco Project(ノコプロジェクト)。これまで私たちが取り組んできたウォールアートフェスティバル、そしてアースアートプロジェクト。Noco Projectはその延長線上にあります。

Noco Projectについて、ウォールアートプロジェクトの公式メルマガ・okazu通信の最新号を転載します。是非、ご覧下さい。

okazu通信・第4号「ノコプロジェクト、始動」

先住民族ワルリ族が住むインド西部ガンジャード村。
ジャングルに囲まれたこの村は、雨期になると数えきれないほどの植物に満たされる。一面の緑はまるで海のようで、稲の穂波が風に揺れる。
圧倒的なまでに繁茂する植物の中で、繭(葉の左上部)から羽化し、羽の両端を最後に広げ、飛び立つ寸前の蛾に遭遇した。
雨期終盤、ジャングルのあちこちで生命の渦が巻き起こっている。

ワルリ族は米を作り、ジャングルと川の恩恵を享受し、先祖代々の伝統壁画を受け継ぎながら現代社会に生きている。
この村で私たちは2年間に渡り、ワルリ画家・ラジェーシュ氏、4人の青年たちを始めとした実行委員会とウォールアートフェスティバルを開催してきた。彼らと私は、プロジェクト終了後、涙を流して抱き合う程、濃い関係だ。
4人の青年はラダックのEarth Art Projectにもはるばるボランティアとして来てくれた。

この2年で私がとても好きになったものがある。それは、ワルリ族の伝統的な家にある土間だ。
土とゴーバル(牛糞)で作られた床は、乾くとサラサラで固くなる。その踏み心地は、これまで踏んできたどの床よりも快適だ。
この床をベースに、ジャングルで採取する木材サーグで柱と梁を、カルウィーで壁と屋根を作る。壁の上に土を塗り、乾燥後にゴーバルを塗る。
暑い時には暑気を逃がし、寒い時には熱を保つ作りは、この地域の気候に非常にマッチしている。
だが、家を建て替える際、伝統的な作りから、インド全土で見られるレンガとセメント、タイル床の作りに代える人が増えている。
外見がスマートに見えたり、長持ちするように思えることなどが理由だ。しかし、新しい作りで暮らすには、夏に天井ファンが、冬にはヒーターがほしくなる。それを動かすには電気が必要だ。伝統的な作りでは電気がなくても夏冬共に快適に過ごせた。
もし、不具合が生じてもセルフビルドで作ってきた家はジャングルの素材を使い自分たちで修理できた。一方、レンガとセメントは村になく、扱うにはお金を払い誰かを雇わなくてはならない。
私たちはこの現状を知り、ワルリ族の心地よい家を残したいと思った。ラジェーシュ氏を始めとした実行委員の青年達も、「それがワルリ族のためになると思う」と賛同してくれた。

「もう十分です、ストップ」という意味を持つワルリ族の言葉、「ノコ」。
「必要なものは取り入れていくけれど、そうでないものはいりません」、というコンセプトを込め、私たちはこのプロジェクトを「ノコプロジェクト」と名付けた。
伝統的なものの良さを活かしながら、現代生活にマッチするような家作り。この重要な役割を担うのは日本の空間デザイナーチームだ。
「足るを知る」、「持続可能」、それがこのプロジェクトの骨子となる。

蛾との邂逅は実行委員のメンバーとジャングルを歩いている最中だった。飛び立とうとするヤツと、動き出そうとしているノコプロジェクト、互いの姿を重ね合わせた。

okazu
ーーーー
ウォールアートプロジェクトは、Wall Art Project Personal Supporters として、活動を支えて下さる方々を募集しています。年会費一口3000円〜受け付けております。サポーターの方々には、毎月2回〜上記のように現地での様子を伝えるokazu通信とわふわふ通信を配信し、私たちが巻き起こす渦をお届けします。
加入方法は、下記リンク先をご覧下さい。
http://earth-art.info/wp/wp-content/uploads/Recruiting-Wall-Art-Project-Personal-Supporters-201406J.pdf

■わふわふNEWS■
9月20日、21日(土、日)にイベントを開催します。Earth Art Project 2014を追体験できるビジュルアルプログラムと、新しく仕入れた、秋、冬にぴったりなインドの手仕事ものを紹介するTSOMORIRIの秋もよう。カフェスタイルでお出迎えします。是非、お運びください!

「週末カフェ Earth Art Project ビジュアルプログラム&TSOMORIRIの秋もよう」
【日時】9月20日、21日 両日11:00~17:00
【ところ】Like Like Kitchen 渋谷区富ケ谷2-21-8 http://blog.livedoor.jp/likelikekitchen/
手仕事ものについての詳細は、こちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/saladparty/

今後とも、私たち、ウォールアートプロジェクトの動きを見守って下さい。
何卒、宜しくお願い致します。

浜尾和徳
 

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