一週間の動き
vol. 1 2014-08-01 0
先週からいよいよMotionGalleryでキャンペーンをスタートさせていただきました。1週間以内多くの方にご応援いただき誠にありがとうございます。これからも頑張りたいと思います。
まずは私自身は日本語能力が弱いのでここで書く記事が文法的に非常におかしいかもしれませんが、ニュアンスが伝えれば嬉しいです!たまに英語の勉強のために英文もアップしますね。
この一週間で今回のプロジェクトのベースとなる杉並区の善福寺・西荻窪でいろいろな方と話し合いましたのでここで7日間の動きを紹介させていただきたいと思います。
まずは善福寺のことを紹介したいと思います。善福寺は杉並区の西端に位置し、杉並、武蔵野、練馬の境界線で存在しています。西荻窪駅(JR中央線)、また上石神井駅(西武新宿線)から徒歩で15分くらい行ける場所です。まるで住宅街なのですが、長い歴史も持っているし、20世紀を経て農業のまちからさまざまな変化を見えてきた地域だし、多様な文化・背景を持つ方が共存する場所です。ここで桃井第四小学校(コミュニティスクール)、東京女子大学、井草八幡宮、善福寺公園、ゆうゆう善福寺館、あしたの会(福祉作業所)、遊工房アートスペースなど様々な教育、文化、社会的な施設が活動しています。
2012年から善福寺を拠点としてディスロケイトのプロジェクトを展開してきました。今まで トロールの森という野外展 http://www.trollsinthepark.com/ にいろいろご協力いただいて公園、学校などレジデンスの成果を発表させていただきました。今年ははじめてちゃんとしたディスロケイトの専用場所を善福寺の地域の中で確保できました。下の写真の5階建てのビルの4Fは9月からレジデンススペース、イベントスペースとして使わせていただきます。
この2年間多くの住民たちが興味を示してくれて、いろいろな経験がある方と交流ができました。その中時にオクターヴという喫茶店のマスターにいろいろ大変お世話になりました。 http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132105/13097920/
2012年にオクターヴにてディスロケイトの「コミュニケーション・ステーション」を毎週土曜日に開催し、ラオス、インド、日本のアーティストがお客さんに積極的に声をかけて、善福寺の思い出、公共空間、地域の在り方についていろいろ話しました。そのきっかけで2013年から定期的にオクターヴで「Meeting Point」というトークイベントを開催することになりました。 http://dis-locate.net/meetingpoint/ 街の中で新しい縁側を作るというコンセプトで善福寺で重要な社会的、文化的な活動をしている方のことをピックアップしてより多くの人に彼らのことを紹介し、また地域外でも関連がある活動と繋げようとしています。ちょうど今週の日曜日8月3日に「シニアが生き生きと暮らせるまち」というタイトルでゆうゆう善福寺館とかがやき亭のことを紹介させていただきます。お時間がある方がいらっしゃいましたら是非お越しください!
「Meeting Point」だけではなく、毎月第4日曜日はゆうゆう善福寺館というお年寄りの施設で「国際交流とアートin English」というイベントを行います。ゆうゆう館は基本的に65才の方の利用者のための施設なのですが、積極 的いろいろな世代と交流し、イベントでも様々な年齢の方がいらっしゃいます。先週は「ニュース」というテーマでメディアと情報についていろいろディスカッ ションしました。特にイスラエルとガザとの問題について皆さんは関心を持ってくれました。下の写真で一つのグループは写真と見出しをセットにしようとしていますが、その組み合わせによって全然違う話になったので面白かったです。
今回の「Meeting Point」の企画でかがやき亭も参加します。http://www.h6.dion.ne.jp/~momo3/rest.html かがやき亭はNPO法人ももの会が運営しているコミュニティ食堂です。安心・安全・とても丁寧に作った、美味しいランチはもちろん、様々な年齢の方 が集まりいろいろな交流が出来るコミュニケーションの場としても機能しています。お年寄りのお客さんが多いですが、積極的にいろいろな世代の方にもアピー ルして、誰でも気軽に入れるような場所を目指しています。この代表の方福田さんは8月3日のイベントにてこのスペースの活動を紹介してくださいます。 https://www.facebook.com/events/677357475669505/
今週は2~3回くらいお伺いして、写真を撮ったり、お客さんと話したり、取材したりしていました。
西荻案内所にも訪ねました。とても素敵な場所で、いろいろ活発中だそうです。明日は西荻窪の周辺で開催されるお祭りといろいろ関わっていますので大変お忙しいですが、とても丁寧にいろいろな情報を紹介してくださったことに感謝します。
http://nishiogi.in/
今は頑張ってより多くの人にディスロケイトのmotiongalleryのキャンペーンを伝えようとしていますのでDMも作りました。たくさん制作したので必要としている方がいましたら声をかけてください!
後一週間くらいイベントのチラシも発行する予定なので今はデザインについていろいろなアイディアを共有しています。
今回のディスロケイトではアーティストだけではなく、弁護士や社会学者も参加されます。その中インドのAlternative Law Forumの弁護士のLawrence Liangは10月から1ヶ月くらい滞在します。
http://en.wikipedia.org/wiki/Lawrence_Liang
今参加アーティスト・専門家とワークショップの内容等についていろいろアイディアを展開していますが、Lawrenceさんは通貨について面白い考えがあ ります。 Georges Batailleの「The Accursed Share 」通常の制限された経済と逆に過多の経済のシステムを提案しました。またGhandiも経済を制限がない資源、と制限がある需要の管理として捉えました。 Lawrenceさんはこの二人の社会的なアイコンを繋がって、過多から通貨、経済にアプローチしたいと言ってくれました。これからの展開をお楽しみして います。
狩野さんと11月1日、2日のシンポジウムについていろいろ相談しました。アート、法律、経済というレンズを通して市民活動、社会的問題についていろいろ実践的に検討していきたいと思います。特に面白い提案は区議会員を読んで、行政と市民との直接の会話を促してみることです。まだ名前が出せない状況なのですが、その他弁護士、社会学者、経済学者、政治学者、アーティスト、地域活動家も呼ぶ予定です。
Security. Constitution. Politicians. 早川由美子さんとイさんというデザイナーの方とお打ち合わせしたらこのような話が出てきました。今ディスロケイトの8回の連続ワークショップのプラン ニング段階なのですが、今日は結構面白い提案がありました。あるコミュニティ、地域の中で安全はどのような意味を持っているか、どのように認めているかと いう話からさらに集団的自衛隊の問題とリンクできます。また憲法に書いてある条件は具体的に日常生活の中でどのように街の中で関わってくるだろうかという 話から、憲法を街の中で探しようということまで展開しました。そして政治家は実際にどのような生活しているか、どのような個人的な意見を持つかという話も 是非聞きたいので、今は政治家も大募集中です。早川さん、イさんいろいろありがとうございました。
忙しい一週間なのですが、これからそれぞれのアイディアの展開を楽しみしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
エマ
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