2日目で目標金額達成しました!しかし…!
vol. 2 2020-04-05 0
ご関心、ご支援くださったみなさま
こんばんは。
こちらのプラットフォームを立ち上げて2日めにして、設定していた目標金額を達成いたしました。多数のご賛同をお寄せくださって、本当にありがとうございます!
★ご自宅で楽しめる「出町座のソコ」オリジナルコーヒー豆セット3ヶ月分お届け
こちらが限定数に達したのですが、カフェが「いくつでも作りますよ!」と言ってくれたので、数の制限を外しました。ですので、ご要望の方は今後もお気兼ねなくこちらのコースをお求めください。3ヶ月それぞれ豆を変えて、季節にあわせた風味になるのかな、と思います。その変化もおたのしみ頂けるかと。
★サヴァ・ブッククラブ 6か月コース/毎月1冊お届け(合計6冊)
こちらも、限定数まで残り少ないですが書店から「もうちょっとだったら増やしてもイケる!」と言ってくれたので、後日追加数を足させていただこうと思います。私は書店のことには明るくないのですが、どうやらこのブッククラブの運用は、商品を確保するのが結構大変で、数が多いと事前の手配がリスキーになるとのことでした。でもやります!と。
たくさんのご要望を頂けることが、本当に嬉しくありがたいです。
我々一同、ぞんぶんに立ち働くことが出来ます。働きます。
そして、無事目標金額を達成したのでひと安心……ともいきません。
今回の目標設定はとりあえずのもので、火急的にこちらを立ち上げたのもありますが、現状の難局がいつ収束するのかまったく先が見えないため、いくらあれば持ちこたえられる、という試算ができないのです。ですので、まだまだ楽観はまったくできません。
引き続き、この試みをご支援、お広めご協力頂けますと幸いです。
さて、2020年の4月4日も、終わりました。
今日も鴨川の桜は春の陽気に揺れながら、花を咲かせていました。
本日、4月5日は高畑勲監督の命日です。
今、出町座では兼ねてから計画していた
ありがとう、高畑勲監督 感謝をこめた特集上映
https://demachiza.com/news/5868
を実施しています。
高畑監督の遺作となった『かぐや姫の物語』を上映中です。
*『セロ弾きのゴーシュ』も。
2年前に高畑監督が亡くなったという報を受けた時、走馬灯のように高畑作品の思い出が脳裏を駆け巡り、『赤毛のアン』劇場版をはじめ、企画上映をおこなってきたものの続編になります。
https://demachiza.com/news/2080
今はもはや、計画していたゲストイベント等はすべてキャンセルしましたが、上映は最低限の状態でやっています。通常定員の半分までしかお入り頂けませんが、明日も『かぐや姫の物語』上映しております。『セロ弾きのゴーシュ』も。
今は行けないよ…という方、今はご無理なさらぬよう。そのための【未来券】です。家から出町座までの行き来で、三密の条件にあたるところは通らないよ〜という方は、ご無理ない範囲でぜひどうぞ。どうしようか判断がつかない方、お気軽にお電話下さい。一緒に検討しましょう。そのうえで「やめとこ」となっても、全然だいじょうぶです。安心できますから。誰も経験したことがない世界に、今わたしたちは直面しているのですから。
スクリーンで観る『オズの魔法使』も最高ですけどね…。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』も、この季節にピークをあわせて上映していこう考え、いろいろ仕込んでいたんだけど……いやいや、悔やんでも仕方がないのですが。
それにもまして、昨日今日、多くの皆さんの声を聞けていることが、とても重要なことと感じています。それまではこの連日、SNS上でも出町座の現場でも、ほんとうにお客さんの声を聞くことがぐっと減っていました。まるでみんなで声を潜めてじっとしているイメージでした。国に対する国民の総ツッコミは死ぬほどたくさん目にしましたけどね…。それが今、一気に皆さんの心からの声を聞けている状態になっていて、視界がぱっと開けた気分です。このプロジェクトが、みなさんの声を開くきっかけになっているのであれば、それが一番、勇気を頂けます。そしてその声から(声と言っても、ほとんどがSNS上で発せられる文字だったりするのですが)、より必要なことも見えてきたりします。それに対してどうやって応えていくことができるかも、考えています。
先はまったく見えません。長い戦いになることも覚悟しています。
でも、だからこそ、まだまだやれることはあります。
というわけで、明日(今日ですが)4月5日も、出町座は玄関を開けます。
どうぞよろしくお願いいたします!
出町座 田中・拝