進捗のご報告 vol.19 出町座こけら落とし作品発表
vol. 19 2017-12-20 0
1895年12月28日、パリのグランカフェで世界初のシネマトグラフ興行が行われました。そのことから、この日は“映画の誕生日”ともいわれます。122年後のその日、出町座はオープンします。そのこけら落としに、この作品を上映したいと思いました。
『リュミエール!』原題:LUMIERE!
http://gaga.ne.jp/lumiere!/
監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーション:ティエリー・フレモー(カンヌ国際映画祭総代表)
『リュミエール!』を監督した、カンヌ国際映画祭総代表、リヨンのリュミエール研究所の所長であるティエリー・フレモー氏はこの秋の来日で、「日本で最もシネマトグラフにゆかりの場所に行きたい」という意思で、〈日本映画原点の地〉元・立誠小学校を訪れました。ここが日本ではじめてシネマトグラフが投影された場所だからです。
▼フレモーさんが京都に来て、立誠小学校を訪れた際の記事
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171031000028
ちなみに『リュミエール!』にも登場する日本最古級の映像の撮影時場所は左京区の現岡崎公園野球場に立っていた「岡崎町博覧会館」ということが判明しました。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171114000026
わたしたちは、元・立誠小学校で展開していた〈立誠シネマ〉からの移転で〈出町座〉を立ち上げました。
その精神は受け継ぎ、新たなスタートを迎えたい。そんな思いで、『リュミエール!』を上映します。
ティエリー・フレモー氏自らが解説を語るオリジナルナレーション版です。
ぜひ、皆さまにも、出町座の幕開けを、『リュミエール!』で迎えて頂ければ幸いです。
スケジュール等詳細情報は出町座公式サイトに近々掲載します。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
出町座 一同