進捗のご報告 vol.01 早くも目標額達成!しかし真の目標は…?
vol. 1 2017-06-19 0
ご支援いただいた皆さま。
おかげさまで、私たちが予想するよりもずっと早く、最初の目標金額を達成することができました。
とてもうれしく、感謝しております。本当にありがとうございます。
またそれと同時に、皆さまのご期待に適う場所としてオープンすることを全うする責任を強く感じています。
集まった資金は、出町座(仮)の運営経費に使用させていただきます。書店においては、本棚設営、本の仕入代金など、当面必要なものに使わせていただく予定です。映画面では、立上賛助会員になっていただくことで、通常の会員制度よりもグッとお得にこの場をご利用いただけます。何度も足を運んでください。そして皆さんと交流しながら、それらの意見をフィードバックしながら、この場を育てていきたいと考えています。
そのために、私たちは出町座(仮)オープンまで全力を尽くして参ります。
現時点で、プロジェクトで設定されている目標金額は達成された形にはなっています。充分に皆さんからのご支援をいただき、後は出町座がオープンしたら皆さんにお越しいただくだけのようにも捉えられるかもしれません。
しかし今回、このプロジェクトは単なる資金調達のために行っているわけではありません。一緒に劇場と書店をつくりあげ、運営を継続させていくために必要な仲間を集めたいということが目的です。オープンまでのプロセスをシェアし、スタートからともにこの場を育てていく仲間、ということです。ですので、このプロジェクトはまだまだ続けますし、より多くの皆さまにご参加いただきたいと切に願っております。出町座の活動を根っこから支えてくださる方は、多ければ多いほどありがたいですし、それがこの場所のチカラになっていきます。
「立上賛助会員」「ブッククラブ」ともに、精一杯のリターン内容を盛り込んでいます。実は先日も、直接お会いした支援者さんから「大丈夫ですか?お得すぎじゃないですか?」と声をかけられてしまいましたが(笑)、私たちの目標は、皆さまにより身近な感覚で出町座(仮)に何度も訪れていただくことです。ミニシアターの会員制度で少し説明すると、通常、100万人都市の劇場の安定した運営には、会員数が数千人規模で必要とされます。出町座(仮)もオープン時より通常の会員募集を行いますので、すべてを「立上賛助会員」の数で担保するわけではありませんが、そういう観点からも、プロジェクトの実施期間中、まだまだ多くの皆さまのご支援、ご参加表明を募っていきたいと考えております。
出町に新しいスポットがただ誕生するというだけではあまり意味がありません。それが10年、20年と続いていくことが大事だと考えております。皆さんの力をお貸しください。どうぞよろしくお願いします。
また、本プロジェクトを実施し始めて、とても多くの方にご声援やご質問、ご要望のお声がけをいただいております。その中で「出町座でイベント企画をしたい」という嬉しいお声も多数頂いており、私たちとしてもお客さんとの新しい関係性を築く可能性を感じています。そのため、書店・劇場それぞれに企画側で参加いただけるリターン(「1日店長!」コース&「出町座のスクリーンを独り占め!」コース)の限定数を追加します。
今後も、あくまで出町座(仮)に関わっていただける方を募る形でクラウドファンディングを続けていきたい__そのことをあらためてお伝えしつつ、最速でご支援くださっている皆さまに厚く御礼申し上げます。ぜひ周囲の方にも、本件についてお広めいただけましたら幸いです。私どもとしては、よりよい場としてオープンできるよう励んで参ります。
シマフィルム
田中誠一 拝
↑試行錯誤を繰り返しながら、まだまだ先を目指します!
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