刻々と変わる状況のなかで。
vol. 44 2020-07-13 0
釜ヶ崎は梅雨らしい梅雨で、しとしと雨の降る日がおおく
ときおりの晴れ間がまぶしい季節です。
みなさま、いかがおすごしでしょうか。
七夕の日に、ココルームの宿泊者に新型コロナウイルス感染症の陽性がわかり、
それ以来、ばたばたとしています。(いまのところ、みんな元気です)
詳しい経過は、webサイト(http://www.cocoroom.org)に掲載していますので、ご覧ください。
7月3日から7日午前中まで、ココルームにご来店の方へ
ご心配でしょうから、陽性者との接触について、ココルームにお問い合わせください。
わかる範囲になりますが、おこたえします。
必要であれば、保健所に協力し、ココルームがとりまとめている接触者リストに記載いたします。
芸術の道もこの世の道
濃厚接触をさけねばならない世の中になりました。
正直なところ、一瞬たりとも気を抜かず、完璧な感染防止で生きていくのは難しいとおもいます。
そこで、免疫を高くし、こころのバランスをとることがとても大事だとおもうのです。
そこに、芸術や表現の役割のひとつがあると、思います。
ココルームでは、この経験から学び、新しい生活様式を創造的にとらえなおし
自分の時間として更新していくような、そんな活動をつづけたいと思います。
ストレッチゴールに挑戦します!
てさぐり、走りながら考えます。
ココルームの日常は、漫画やドラマのようで、
陽性と知らされるその直前のタイミングで、
ある支援団体から、アフリカからの難民の方を、どこのホテルも泊めてくれないから、
ココルームで2泊おねがい、とおひきうけすることになりました。
詳しくは省きますが、かなり難しい選択でした。
日常的に体調のおもわしくない人々をひきうける医療従事者、
エッセンシャルワークのみなさまのご苦労に思いはせます。
ココルームも、釜ヶ崎という地にあることから、そうした場にある自覚をもち
スタッフや関係者の心身の健康に気をつけながら、
つぎの挑戦へのご協力をどうぞよろしくおねがいします!
https://motion-gallery.net/projects/cocoroom2020
写真は梅雨の晴れ間のココルームの庭のバナナと花。