上映作品紹介 その1
vol. 17 2016-07-30 0
「カラフル忍者いろまき」 制作会社:株式会社シグナル・エムディ
あらすじ
小学3年生の姫乃が田舎の大きな屋敷に引っ越してきた。しかし、そこはなんと忍者屋敷だった!炎を操る赤巻、水回り担当の青巻、日曜大工担当の黄色巻。忍者たちは、姫乃を姫と勘違いして、それぞれの得意ワザでこじんまりと問題を解決していく。しかし、忍者の力はそれだけではなかった。青巻と黄色巻の分身が合体して混ざると緑巻が、同様に赤巻と青巻で紫巻が、赤巻と黄色巻で橙巻が誕生するのだ!そんな色とりどりの忍者たちとの不思議な生活が始まる一方で、屋敷に近づくのは巨大な竜巻。姫乃一家はどうなるのか!?カラフル忍者は姫乃を守ることができるのか!?
© シグナル・エムディ/文化庁 あにめたまご2016
http://animetamago.jp/2016/piece/signal/
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cinema stars スタッフコメント
ウガンダで、わたしが日本人だというと「今でもニンジャがいるのか?」ときかれることもしばしば。アフリカでも、忍者は子どもたちにも大人気です。
この作品はすごく楽しくて、観る人をわくわくさせます。盛り上がるシーンがたくさんあるのでウガンダの子どもたちの「初めての映画」にはぴったりだな、と思いました!
赤色と黄色がまざってオレンジ色に、赤色と青色で紫色、青色と黄色で緑色になることを、わたしたちは知っていて当然のようですが、ウガンダの子どもたちは知りません。絵の具を見たことのない子もたくさんいます。
忍者の「赤巻」が火まわり担当、「青巻」が水まわり担当、とウガンダの子どもたちにとっても身近なものがモチーフになっているので、わかりやすいのもポイントです。「黄色巻」が日曜大工を担当しているのがおもしろい(日曜大工はウガンダの子どもたちの得意分野です)。
主人公が着物を着たり、お父さんが戦国武将?のコスプレをするので、日本文化を紹介できるところも魅力です!