まるで巡業サーカス!
vol. 10 2019-07-23 0
今回の記事は、おととし一緒に現地入りした上村さんに、上映会の様子を書いてもらいました。今年は国内での活動を支えてくれる上村さん、いつもありがとう!
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はじめまして!cinema starsでwebまわりの管理をしています上村奈生子です。
今年は渡航はしませんが、チラシの作成やSNSの更新など、メンバーとして日本でできることをサポートしています。
今回は活動に参加するようになったきっかけと、2017年の上映会の様子について紹介したいと思います。
2017年の渡航メンバーたちと
cinema starsとの出会い
代表の桜木とは、2016年に仕事の関係で出会いました。ちょうどcinema starsの活動がはじまった年です。
彼女から活動内容やアフリカについての話を聞くうちに興味を持ち、自分もアフリカに行きたい!と思ったことは、私にとっては自然な流れでした。
というのも、私は昔から動物が大好きで、幼い頃は獣医になって畑正憲さん(ムツゴロウさん)のように世界中の動物に会いに行きたいと思っていたからです!笑
正直に告白すると、行く前は上映の活動よりも、サファリに行く事(活動後に延泊して行きました)や、初めてアフリカに行けるというワクワクの方が大きかったです。
でも実際に渡航してみると……上映会、めちゃくちゃ楽しかったんです。
まるで巡業サーカスのような上映会
行く前は、配線とか機材の準備が大変そうだな〜なんて、呑気に考えていたのですが、実際、何かひとつの作業をとってもスムーズにいかないことばかりで、思ったよりもずっと大変でした。
でも、その上手くいかないことこそアフリカっぽくて、愉快で、楽しかったのです。そんな上映会の準備から撤収までの流れを紹介します!
スクリーン、プロジェクター、PC…山のような荷物をメンバーで手分けして持って行くことからはじまり(手荷物の大きさや重量制限がかなり肝!)、
村の偉い人や校長先生にご挨拶をして上映許可をもらい、
みんなで移動映画館を設営します。
時に手配したはずのジェネレーターがなかなか届かなくてヤキモキしたり(アフリカンタイム!)、いろんな想定外が起こるのは想定内です。
やっと来たジェネレーター!
そしてやっと、上映開始。
上映中の子どもたちの真剣な眼差し、隣に座る友達と一緒に笑い合う姿を見るとほんとうに嬉しい気持ちになります。
この日の上映は夕方から。たくさんの子が集まってくれました!
入りきれない子どもたちも窓の外から映画鑑賞。本当は会場に入れてあげたかった…
そして、撤収時の写真はありません。
子どもたちが上映会で配って余ったポップコーンを欲しがるので、慌てて撤収したからです。笑
上映前にポップコーンを配った時、将棋倒しになりそうなほどギュウギュウに子どもたちが押し寄せてしまったので、帰りは急いで車に荷物を詰め込んで、逃げるように撤収しました!
(メンバー内でポップコーン事件と語り継がれています。笑)
準備は大変だけど、終わるときはあっという間。上映して、撤収して、また次の場所で上映する。
なんだかサーカスの巡業みたいだなあと愉快な気持ちになったことを強く覚えています。
私は今年は渡航できないのですが、今年はどんなエピソードが届くのか、今からとても楽しみにしています!
少しでも旅の雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。
Text & Photo: Naoko Kamimura