スタッフ・キャスト紹介 #7|照明・カラー 長縄隼麻さん
vol. 16 2026-09-22 0
今回は、本作で照明・カラーグレーディングを担当してくださる、
長縄隼麻(ながなわ はゆま)さんをご紹介します。
東京俳優・映画&放送専門学校 CG・VFXクリエイター専攻2年。
Colorist / DIT / Lightingとして、カラーグレーディングを中心に、
照明助手、DIT、編集、アーティストのショート映像の撮影など、幅広く映像制作に携わっています。
今回の『シンデレラ』では、撮影現場での照明、そして撮影後のカラーグレーディングを担当していただきます。
監督・木下恵さんから繋がったご縁
隼麻さんとのご縁も、今回監督を務める木下恵さんから始まりました。
実は隼麻さんは、木下監督の自主映画でも照明を担当されています。
今回、照明を誰にお願いするかという話になった時に木下さんから推薦を受け、その時に聞いていたのが、
「とても丁寧に仕事をする人」
という言葉でした。
そして今回、私自身も隼麻さんと準備を進める中で、その言葉の意味を少しずつ実感しています。
ロケ地についてどんな情報が必要か相談すると、窓の位置や大きさ、光の入る方向、天井、電源、機材の搬入経路まで、必要な情報を細かく整理してくれたり。
使える機材や限られた予算についても、「何があれば画がどう変わるのか」を考えながら、撮影部と相談して一つずつ組み立ててくださっています。
まだ撮影前で、やり取りの多くはオンラインではありますが、
話し合いを重ねるほど、一つひとつの画に対して丁寧に向き合う方なんだろうな、と感じています。
「綺麗に照らす」だけではない、光の仕事
今回、照明というお仕事について質問したところ、隼麻さんはこう話してくれました。
「ただ綺麗に人物を見せるために光を当てるのではなく、
そのシーンの感情や空気感をどう光で表現するかを大切にしています。」
同じ場所、同じ人物でも、
光がどこから入るのか。
柔らかいのか、硬いのか。
どんな色なのか。
どれくらい明るいのか。
その違いによって、シーンの印象や人物の感情の見え方は大きく変わります。
普段、完成した映像を観ているだけでは、なかなか意識することのない「照明」。
けれど実際には、撮影当日にライトを置いて光を当てるだけではありません。
どんな自然光が入るのか。
どこに照明を置けるのか。
その場所で、どんな光なら物語の感情を伝えられるのか。
撮影前からさまざまな条件を確認しながら、画を作るための準備が進められています。
画面の中では自然に存在しているように見える「光」も、
実は撮影のずっと前から考えられ、組み立てられているものなんだと、
今回プロデュース側として制作に関わる中で改めて知りました。
撮影の「光」から、完成した映像の「色」まで
そして、隼麻さんのもう一つの軸が、カラーグレーディングです。
カラーグレーディングとは、撮影した映像の色、明るさ、コントラストなどを調整しながら、作品全体の色調や質感を整え、最終的なルックを作っていく工程です。
隼麻さんが大切にしているのは、照明とカラーグレーディングを別々のものとして考えないことだそうです。
「撮影時のライティングとカラーを別々のものとして考えるのではなく、
『撮影で行った画づくりを、カラーでどうより良くするか』という考え方を大切にしています。」
撮影現場で光を作る。
そして、その光を完成後のカラーグレーディングへ繋げていく。
撮影時点から完成後の色までをイメージしながら、一つの画を作っていく。
今回、隼麻さんにはその両方を担っていただきます。
【過去作品】
『街灯』
MV
担当:照明/カラーグレーディング
https://youtu.be/f1jfcQlm6ek
『I』
学内制作MV
担当:照明/オフライン編集/カラーグレーディング
https://youtu.be/fsl0yGiIvzg
そのほか、アーティストのショート映像では撮影・カラー、自主制作MVではDIT・カラー・オンラインなども担当。
作品を見比べてみると、青く静かな夜、柔らかな自然光、温かみのある室内など、それぞれ違った光と色の表情を見ることができます。
光と色で描く、『シンデレラ』の日常
今回の『シンデレラ』について、隼麻さんが特に大切にしたいと話してくれたのが、
「日常の中にある光」でした。
朝や昼の自然光。
室内に入ってくる光。
街の中にある光。
その場所にもともと存在している光を活かしながら、『シンデレラ』の世界を作っていきます。
今回描く主人公も、ごく普通の日常を生きている女性です。
家族と過ごす朝。
仕事へ向かう時間。
思うようにいかない一日。
そして、自分を待ってくれている人たちのいる家へ帰る夜。
その中にある感情の変化を、台詞や演技だけではなく、
光、影、色、そして画の質感でも感じてもらう。
隼麻さんは、今回の画づくりについてこう話してくれました。
「ただ綺麗な映像を求めるのではなく、
その空間にある感情を、見た人に感じてもらえるような空間・画づくりをしたいと思っています。」
撮影で作られた光をカラーグレーディングでさらに繋ぎ、作品全体を通して一つの空気感を感じられる映像へ。
どんな『シンデレラ』の光と色が生まれるのか、私自身も完成をとても楽しみにしています!
【照明・カラー 長縄隼麻 コメント】
今回、『シンデレラ』という作品に、照明・カラーという立場で関わらせていただけることを嬉しく思っています。
照明とカラーの両方から作品の画づくりに関わることで、
撮影から完成まで一貫した空気感を作れるようにしたいと思っています。
監督や撮影部とイメージを共有しながら、
お互いの考えをすり合わせて、いい作品を皆さんに届けられるように頑張りたいです!
よろしくお願いいたします!
長縄隼麻(ながなわはゆま)
東京俳優・映画&放送専門学校
CG・VFXクリエイター専攻 2年
Colorist / DIT / Lighting
カラーグレーディングを中心に、照明助手、DIT、編集、アーティストのショート映像の撮影など、幅広く映像制作に携わる。
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今回は、『シンデレラ』の世界を「光」と「色」から作ってくださる、照明・カラーの隼麻さんをご紹介しました!
カメラ、照明、カラー。
それぞれが別々に画を作るのではなく、監督の描く世界を中心に、相談しながら一つの映像へと繋げていく。
撮影まで、残り5日。
私自身も、皆さんと一緒にどんな画が生まれるのか楽しみにしています!
次回のスタッフ・キャスト紹介も、どうぞお楽しみに!!!
企画・プロデュース・主演
古川さら
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