弁護士の太田啓子先生よりコメントをいただきました
vol. 2 2024-10-25 0
皆様のおかげで、クラウドファンディングの開始3日目で早くも目標金額の30%に到達いたしました。心よりお礼申し上げます。
また、皆様からいただいた応援コメントがとても励みになっております。ありがとうございます。
弁護士の太田啓子先生よりコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。
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離婚後共同親権について、誤解があまりに広がっている状況下、「じゃあ正しい情報を私たちで作ろう」ということで映画をつくるというアイディア自体にものすごい希望を感じます。
離婚後共同親権は、「別居しても親子の関係を保つため」のものではありません。単独親権の今でも、別居親と子どもが関わることはできます(民法766条)。
離婚するほどに関係性が悪くなった父母が、子どものことを共同で意思決定しなくてはならない=一方が他方の意思決定を拒否できる のが共同親権です。
父母間の紛争、高葛藤が離婚しても終わりません。
子どもがつらいのは、父母間の紛争が終わらないことです。
全く子どものためにならないこの制度がなぜできてしまったのか、誰がどういう動機で推進したのか、国会答弁をどう活用して安全な運用を目指すことができるのか、本当にみんなのためになる、あるべき家族法はどういうものなのか。そういうことを考えるための重要な判断材料を提供する映画になります。
ぜひお知り合いにも伝えて、応援の声を拡げて頂けませんか。