人とのつながりに救われている日々。
vol. 1 2019-08-04 0
こんにちは、
応援してくれているみなさん、ありがとうございます◎
すでにたくさん(わたしには、たくさん)の応援を頂いていて、
私はとても励まされています、本当にありがとうございます!
さてさて、プロジェクトが動き始めておりますが、
すでにいろいろありました。
今回はそのプロセスも記録の意味で、
シッピングまでの動向もアップデート記事に上げていこうと思うので、
早速報告もかねて。
輸送に利用する会社の変更して再スタート!
結論から言うと、FTNが使えなくなり、輸送会社を変更しました!
というのは、FTNが営利目的の法人登記された企業向けのサービスだから。
Cluj Ceramics Biennaleは非営利団体なので、利用が出来ないという事に。
わたしは、あまりにも疎すぎました。
これまでのアートフェアは、確かに売る目的があって、だから開催者の
VAT / Chamber of Commerce number
Fiscal registration certificate
EORI no
Power of attorney=委任状(通関業者に通関を委任する旨のレター
を取得するのも当然なんなくできたわけなのです。
今回も同じように、と思っていたという。
疎いというか。そうか、非営利団体にはないんだ!ということ、初めてわかりました。
ちなみに、FedExは別です。FedExは、個人宅にでも配送ができます。
そんなわけで、FTNを利用することはあきらめざるを得ない状況。
また、FedExの輸送は可能ですが、24万円の輸送費に跳ね上がります。
それも厳しい。
飛行機持ち込みも、32kg、3辺合計が158cmまで。
なのでそれもできない。荷物サイズは3辺合わせておよそ250cm。
困っていたところ、日本の友人、オノキョウコさんの紹介で繋がることのできた、
ルーマニア在住の女性Kazumiさんが手助けをしてくれました。
彼女の友人のつながりで、ノーパットという会社を紹介してもらうことができたのです。
荷物に合わせて適切な輸送会社(DHL. FedEx,UPSなど)とマッチングしてもらうことのできる会社です。
そこへ輸送を依頼することにしました。
輸送費は、燃油サーチャージも含めて、当初FTNで予定していた金額とほぼ同等になる予定です。(燃油サーチャージがまだわからない状況。)
また、送る先が営利団体ではなく、非営利団体で、美術展示が目的なので、ビエンナーレ側から関税が掛からないように申告を、という指示があり(1~2ユーロ)、関税はかからないで届けることができるのです。
そういった点で、輸送費に関しては当初予定していたよりは、安く済むのかもしれない、という予想をしていますが、まだ、何が起こるかわからないですね。
ただ個人だと全額前金で支払う必要があって、9月5日までに間に合わせなければならない。
そのためにどうするか、という課題が進行中です。
FedExだと個人事業者扱いで、支払いは貨物が到着した翌月請求、またノーパットも、法人として登録されていれば、同様のことができます。
できれば9月発送、10月に支払いというかたちをとれるよう、
今知人の会社に間に入ってつながりをつくってもらえるかも含め、方法を探っています。
梱包方法の変更、頑丈な段ボールで!
梱包材料の変更もあります。段ボールで輸送しなくてはいけなくなりました。
というのは、先日出されたビエンナーレ側のシッピング条件のなかで、木箱が禁止されていたのです。木枠で梱包する事しか考えていなかった私は、
段ボールだとしてどうすればいいのだろう、、、としばらくネット上を探索し続けていました。
でも、幅95×奥行き50×高さ90cmになる箱(箱の中に入れる箱の分もふくめ)を作るのに必要な二重段ボールは送料も含め2万~3万円。
個人だと、それも結局金額が上がってしまうのですね。
困りはてた私は、以前グループ展示でお世話になった知人に連絡をとって、
その方に相談をしました。
その方が経営に携わってるAOは、建築、デザイン、絵画、イラストレーション各領域のプロフェッショナルなクリエーターが、いわゆるコミッションワークを中心として活動している会社です。
絵画などの作品を納品する際など、輸送のために段ボールの会社を利用していて、その会社を紹介していただくことができました。
しかも今回は、支援の一環として、作品を収めるための段ボール箱を作ってくださったのです。
本当に、感謝しかありません。
今回のAOの支援は「協賛」にあたると私は考えていて、
AOに関わる、湯川智子さん、平松宇造さん、たたーたさん、津島タカシさん
みなさんの思いやりに感謝をして、AOの活動、またひとりひとりの作家活動を、
ルーマニアはじめ今後私が活動していく海外を中心に紹介していきたいと思っています。
本当に、見てのとおり、私一人ではきっと現時点ですでにルーマニアへのシッピングを断念しなければならない事態になっていたはず。どれだけ支えてもらっているか、
感じずにはいられません。
こうした一連のながれから、今後、
・年間のスケジュールの中の海外出展という位置づけで、なにかが決まってからではなくて、いつでも動けるように自分で資金を用意しておく方法を改めて考えなおす必要がある。
(↑これについては企業協賛も検討していますが、それも難しい。それについてはまた別建
てで書きます。いつも目の前のことにぎりぎりすぎる性質をかなり今回は反省しています。)
・個人だと、輸送費や、材料費が高くなりがちなので、会社として登録することも検討にいれなくてはならない。
といったことを具体的に考えて、対策をとっていかなければならないと改めて痛感しています。
同時に、
ひととのつながりは本当に大切ですね。当たり前ですが、人と人のつながりに、一つも無駄な事はないのだと改めて思います。
AOは、実は私がインスタグラムでフォローした平松宇造さんとの縁で、グループ展をご一緒したことがきっかけで繋がることが出来ました。
ノーパットにしても、
私が展示をさせていただいたギャラリーのオーナーである私の友人、オノキョウコさんから、ルーマニア在住の日本人女性の方を紹介して繋いでもらわなければ、
自分では見つけられなかった。
いつだって、その時点では、未来の時点のことなんて何もわかっていません。
ただ、ひとつひとつの積み重ねというのは、きちんと必然的な偶然を生むということは
感じています。
だからこそ誠実さや実直さというのが大切なのですね。
ただわたしがこれまでそのようにいられたかというと、
「いや、、、」
と思うのです。
今は厚意に甘えているという状況なのではないかと思います。
自力があまりにも足りない。
人間力も、経営力も、今回このプロジェクトを通して成長させていきたいと思っています。
勿論、
アーティストとして、作品を発表するに向けての準備もしていきます。
今回もロンドンの時同様、パンフレットを制作する予定です。
また、ルーマニア在住の方が、ルーマニアの日本大使館へ今回のビエンナーレの事を伝えてくださっているのです。
それから、ルーマニアのアーティストとわたしをつなげてくださったり、その作家さんが、作品をルーマニアのギャラリーへ紹介してくださったり
本当に親切に協力をしてくださっています。
彼女に出会わなかったら、ルーマニア渡航前に、それだけの縁に恵まれることはなかったでしょう。
ひとつひとつの縁が、どうつながるかわからない世界。
そういった縁で自分は支えられていまがあるのだということを、
しっかりと肝に銘じて。
引き続き頑張ります。
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