DIYは続くよどこまでも
vol. 10 2023-05-29 0
副センの田巻真寛です。ま、まもなく目標達成です!!!あ、書いているうちにゴールしました!!ご支援いただいた皆様に深く感謝します。まだまだやるべきことが沢山あり、ストレッチゴールの設定などがあるかもしれません、引き続き見守っていただけますと幸いです。
さて、今回はやってもやっても終わらない大工仕事のDIYについて。
リノベーションの設計は我々が絶大な信頼を寄せる「建築設計室わたなべ」(鹿沼市)にお願いしました。この出会いだけでも奇跡です。そのうち、Center誕生秘話(建築編)トークイベントやりたい!
https://wtaa.jp/
会計事務所⇒宿泊&飲食への改修、そして時はウッドショックとあらゆる資材調達がコロナの影響を受ける真っただ中(さらに現在は戦争の影響も)。リノベの見積もり段階で、当初の理想通りに仕上げるには莫大な資金が必要なことが分かり、大幅な減額の為の打ち合わせを何度も重ねた。当然自分たちでできる部分は自力でやった方がコストが下がるので、最終的にスモールスタート&DIYの割合を増やすということで工事がスタート。工務店は地元の大島工務店。
DIY=パンク、自立精神、アナーキー
というのもあるっちゃあるが、リノベの場合、資金の問題が根本にあることが多いはず。
雨漏りしていた防水工事前の屋上。工事は工務店に。最初の段階でかなりコストがかかった。
2Fオフィスの残置物は自力で撤去。売れるものは売り、使えるものは大いに流用。
地味にきつかったカーペットはがし、これで数万浮くとなるとモチベーションは俄然上がる。
はがしたカーペットを積み上げたインスタレーションという名の遊び
多くの机や棚なども自作。木工機械も段々そろってきて、スキルもぐんぐん上達。丸ノコは必須。鹿沼はホームセンター過多なので、資材調達は大分助かった。
プロのおかげで1Fも少しずつ形になっていく。このプロセスにたまらなくかっこいい瞬間が沢山あり、思わず写真を撮る。
資材に映像を投影する実験という名の遊び
親族や近所の人たちにも手伝ってもらいながら仕上げていく。
オープン間際にようやくドミトリーが完成。手すりやカーテンなども自作。この頃になると、保健所や消防の許認可、広報、HP作成、イベントの企画、飲食提供の準備、物販仕入れなど様々なタスクが一気に降りかかり、大変だった。今も変わらないか。
2F宿泊共有エリア
1F/2Fともに、既存と新設、未仕上げ部分が共存している。完成させず、常に更新されていく途上である、現場感を残すという設計コンセプトが、進化し続けるCenterの姿に重なる。やみくもに素人がDIYをやってもここまでカッコ良くならなかっただろう。設計・管理は大事。改めて建築設計室わたなべに感謝。
今年の冬、あまりの寒さに南側のみ建具を自作。部屋は完成したが、物置の製作、天井や外壁のヒビの補修など、まだまだDIYは続く。10年したら何でもできるようになってそう。
Centerの2Fは鹿沼のまちなかで唯一の宿泊施設です。6名相部屋、大小2つの個室のラインナップ。子連れ歓迎、年中無休。宿場町としての歴史を感じる街歩き、登山やクライミング(古賀志山)、沢登り(大芦川=関東一の清流)、サイクリング(森林公園=ジャパンカップのコース)、大谷や日光観光の拠点として是非ご利用ください。
予約はHPが最安です。
https://center-kanuma.net/hostel/