メンバー紹介11人目!永井千春
vol. 17 2020-11-23 0
はじめまして、永井千春と申します。
まずは、世界のかたすみの、このちいさな取り組みを見つけ、関心をお寄せくださっていること、大きな支援をいただいていることにこころから感謝を申し上げます。もう、どこにも足を向けて、寝られない。どうやって寝たらいいのか、と頭を抱える日々です。みなさまからいただいたあたたかなお気持ちは恩返しというより、恩送り、このまちに巡らせていけたらと思っています。
さて、このブログで自己紹介をということでした。
いま、ここのわたしはぶんじ食堂のメンバー、そして地域通貨ぶんじの事務局メンバーです。ぶんじ食堂は立ち上げから、地域通貨ぶんじは7年ほど中心メンバーとして関わっています。ふだんは9時~17時で事務職をこなす会社員。まちと出合うきっかけは、このプロジェクトの首謀者のの一人、影山知明さんの著書「ゆっくり、いそげ」にも記述のある「音の葉ホームコンサート」の運営メンバーに手を上げたことでした。将来の目標を見定めて、何者かになりたい、というより、こうありたい、と、自分にとって光のあるほう、気持ちのいいほうを選択してきた結果。あ! ちょっとカッコよくいいすぎましたね。「このまちが暮らしやすいものであれば、わたしの老後も安泰」なんて、実はよこしまな気持ちもあったりします。暮らしには関わることができると知りました。
ぶんじ寮の共有部であるキッチンとホールを使って、わたしたちぶんじ食堂は7つ目の拠点を持ちます。
人、モノ、コト、一人ひとりができることを持ち寄り、地域通貨ぶんじだけでもご飯の食べられる食堂として、運営をはじめたのは2018年4月。コロナ禍にあっても、ぼつぼつこつこつ活動を続け、開催回数60回あまり、参加人数は延べ約1,200人に至ります。ぶんじ食堂は誤解を恐れずにいえば、おもてなしをしない食堂。お料理をつくる人も、ご飯を食べに来る人も、あとかたづけをする人も、誰一人として「お客様」はいない、全員参加で、育てていく場です。「おしょうゆ、切れちゃったから、ちょっと貸して」「カレーをつくりすぎたから、一緒に食べない?」「それなら、わたしは田舎から送ってきた柿をデザートに持っていくわ」「仕事で帰りが遅いなら、お子さん、今日、うちで預かるね」なんて、おおらかで、ゆたかな、お互いさまの精神が伝説になる前に。
1年後、3年後、5年後、どんな形にぶんじ食堂が、そして、このぶんじ寮が育ってゆくか。クラウドファンディングにご参加くださったみなさまも、わたしたちの仲間として、ぜひ、見守っていただければと思います。みなさまとのご縁はここからはじまると思っています。
〇
ご縁あって、「フコク生命」のコンテンツでわたしたちの取り組みを紹介いただきました。
よろしければ、ご一読ください。
明日をつくるつながり|国分寺
https://fukoku100.jp/anniversary/feature/tomorrow/...
明日をつくるつながり|新しい生活様式の中で
https://fukoku100.jp/anniversary/feature/tomorrow/...