Bread Labチーフディレクターのお話。
vol. 4 2015-10-04 0
初めまして。
Bread Labチーフディレクターの入江葵です。
皆さんは、初めてパンを食べた時の記憶はありますか。
私は初めてパンをいつ食べたのか、はっきりとした記憶はありません。
ですが、幼い頃からよくパンを食べていたことは覚えています。
小学校、中学校の給食の揚げパンは苦手でしたが、林檎の入ったコッペパンは1番の楽しみでした。
高校生の時、初めてVIRONのバゲットを食べその美味しさに感動し、私のパン熱が一気に加速。
暇さえあればパン屋さん巡りをするようになりました。
気づけば何千個ものパンを食べ続け、パンへの興味も関心も膨らみ続け、何だか自分まで発酵してきたような気がしています。
パンを食べている瞬間、瞬間が幸せでした。
焼き立てのパンのにおいは私にとって、「幸せのにおい」そのものです。
思い返せば、美味しく楽しい思い出の食卓には必ずパンが登場していました。
今までも、今も、これからも、「パン」は私の生活にずっと寄り添ってくれるのだと思います。
そんな大好きなパンへの愛を詰め込んだ本を、現在制作中です。
「また行きたい、また食べたい。」と思うパン屋さんを集めました。
ただ「パンを食べる人」としての、「美味しい」という想いに素直につくっています。
沢山の方と、その「美味しい」を共有出来れば嬉しいです。