クラウドファンディング36日目!メンバーからのご挨拶&インタビューのご報告
vol. 5 2025-04-21 0
こんにちは!『万博を解体する』編集部の寺内玲です。
本クラウドファンディングにご支援いただいたみなさま、ありがとうございます。今回の出版企画の主旨として、「考えるのが難しいことをみんなで考えてみる」ということがあります。現在約100名にご支援いただいておりますが、この企画がより多くの人にとって改めて万博について考えるきっかけになれたら嬉しく思います。
今回のアップデートでは簡単な自己紹介と、インタビューのご報告をさせてください。
自己紹介
私は同じく編集部メンバーである松岡大雅とstudio TRUEというデザイン事務所でデザイナーをしている傍ら、この4月から京都工芸繊維大学の博士後期課程に進学しました。博士では資源循環への市民参加のあり方を研究しています。国や自治体が定める大文字の持続可能性への目標と、私たち市民生活の中でできることの乖離に対して、資源循環(私の場合は有機性廃棄物)への市民参加の手法、枠組みという側面から改めてデザインしたいと思ったことがきっかけです。
私は今回の万博においても、「国のお祭り」として開催されていることと、決してそれによって良くなることはない私たち市民生活との乖離が凄まじくあるなと感じています。今回の出版企画を通して、大きなものと個人的なものの間にある乖離について考え、そしてその乖離に対してデザイナーとしてできることを実践したいと思っています。
インタビューのご報告
私たち編集部は4月12日万博開会式が行われていた大阪で、アートNPOココルームを運営する上田假奈代さんにインタビューをしてきました!
(インタビュー前には大阪関西国際芸術祭2025、西成アートめぐりツアーにも参加し、上田さんのご案内で地域内のアートスポットを訪れました。)私たち編集部の4人は、全員東京を拠点に活動しているため、大阪での暮らしや社会、政治などにリアリティを持って理解することができていません。そのため、上田さんへのインタビューを行い、大阪(そして西成)の現状について知ることが必要だと考えました。実際にインタビューでは、上田さんの活動を通して、大阪や西成の変化、そして万博とまちとの関係等についてさまざまなお話をお聞きすることができました。「万博を解体する」うえでなくてはならないインタビューになったと思います。
このインタビューは本誌の第一部冒頭に収録予定です。是非お楽しみに!
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