これまでのワークショップの様子を紹介します!(第2回)
vol. 2 2018-08-22 0
2018年1月21日(日)に開催した第2回は、茅葺職人・塩澤実さんを講師にお迎えし“竹刈り”をして屋根の骨組みなどに使われる『竹』を調達しました。
まずは竹やぶから屋根材に適した竹を探して切るのですが…みなさん説明を聞いただけなのに、すごく選ぶ竹のチョイスがいい!
あっというまにたくさんの竹が集まり、次は枝を切り落として長さを整える作業。これは少し難しく、苦戦している様子も…。
ちなみに、この切り落とした枝を集めて吊るしておけば、葉っぱが落ちて竹ぼうきの材料になるそうです!
1時間半程度の作業でしたが、最終的には100本以上の竹が集まりました(^^)!!
みなさんはじめてとは思えない手際の良さで、びっくりです!集めた竹は保管するため、古民家の屋根下(梁の上)に持ち上げました◎
そしてお待ちかねの(?)ランチタイム!
地元の農家がつくった野菜(大根・ネギ・赤大根・黒豆・お米)と、スタッフ自慢のデザートを使用した特製古民家ランチをみんなでいただきました。
ランチ終盤ではみなさんに自己紹介を行っていただき、意気込みやご興味をお伺いできて嬉しかったです(^^♪
ランチの後は、午後の講座!
引き続き塩澤さんに竹のお話をお伺いしました◎
日本の竹の歴史というものや古民家における竹という材について、詳しく教えていただくことができました。
もともと竹やぶは屋根の材などで使うために定期的に伐採するなど、人の手が入って管理されてきたものだそうですが、今は手入れされることなく荒れてしまっている竹やぶが多くなっているそうです。
今回のように屋根に使う材料を調達し、適度に刈ることで健全な竹やぶにするといういい循環を生み出す…茅葺き古民家とはまさに”循環”の象徴であることを改めて知ることができました!