【応援コメント紹介】東かがわ在住の方、星野太さん、北村紗衣さん
vol. 3 2026-10-15 0
「持続可能な地域芸術祭のための展覧会を開催し、アーカイブを残したい」クラウドファンディングに、心強い応援の声を続々といただいております。今回は、匿名希望(東かがわ在住の方からの応援コメント)、星野太さん(美学者、東京大学大学院総合文化研究科准教授)、北村紗衣さん(演劇研究者、武蔵大学教授)からいただいた応援コメントをご紹介いたします。
▼応援コメント第1弾:匿名希望 (東かがわ在住の方からの応援コメント)コメント全文
リンクが貼られている『美術手帖』でのインタビューや、その他のテレビなどのニュースメディアでも報道された、香川県東かがわ市を舞台とした芸術祭(瀬戸内国際芸術祭とは全く関係のない別イベント)の問題解決に、作品の返却や保管場所への立ち入り交渉など、現地在住者として協力させてもらっている者です。既に問題発覚から一年が経ちましたが、主催者とも連絡が取れず、未だ作品が返却されていない作家さんが多くいらっしゃることに驚いています。
この問題は、単に今回被害を受けられた作家さんだけが憂慮するものではありません。本プロジェクトは、これからの地域芸術祭やアートイベントのあり方について、作品そのものや作家さんの立場を守るために、大きな一石を投じるものであり、日本におけるアートの歴史に刻まれるべきものであると思います。
ぜひとも多くの方々からのご支援をいただき、このプロジェクトが成功することを願い、応援いたします。
匿名希望 (東かがわ在住の方からの応援コメント)
▼応援コメント第2弾:星野太さん(美学者、東京大学大学院総合文化研究科准教授)コメント全文
昨年、東かがわ国際芸術祭をめぐる「後援団体の虚偽表示」や「作品の放置・未返還」といった問題を報道を通じて知ったとき、非常に大きな衝撃を受けました。とくに、主催者の求めに応じて作品を提供したにもかかわらず、芸術祭の未開催により展示機会を失い、さらに作品の返却すらなされていない作家の方々がいるという事実に絶句しています。まずは本芸術祭をめぐる被害にあわれた作家の方々へ、できるかぎりの権利回復がなされることを願ってやみません。また、今後同様の問題を繰り返さないためにも、このたび生じた一連の問題が正当な仕方で検証され、なるべく多くの方々の目にふれることを願っています。
星野太(美学者、東京大学大学院総合文化研究科准教授)
▼応援コメント第3弾:北村紗衣さん(演劇研究者、武蔵大学教授)コメント全文
『美術手帖』ウェブ版の記事を読み、美術祭においても映画祭と似たようなことが起こっているのかと思いました。映画の分野では近年、架空の映画祭をでっちあげてエントリー希望者からお金を詐取しようとする企ての存在が指摘されています。芸術関係のフェスティバルは善意に頼って運営されているぶん、未熟な運営による問題も発生しやすく、多少の悪意が介在するだけで芸術家が大変な損害を被ることにもなります。東かがわ国際芸術祭の事例は、美術のみならず演劇や映画といった芸術全般に波及しかねない問題であり、深刻に受け止めて幅広く共有する必要があると思います。
北村紗衣(演劇研究者、武蔵大学教授)
企画に際し、あたたかな応援コメントをお寄せくださった、東かがわ在住の方、星野太さん、北村紗衣さんに心よりお礼申し上げます。
また、応援コメントはSNSでも随時発信していますので、よろしければこちらもフォローしていただけますと幸いです。
Instagram:https://www.instagram.com/art_archive_project
この経験を個人の問題で終わらせず、これからの芸術実践のあり方を考えるために。
引き続き、プロジェクトの進捗を見守っていただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
郁川 舞
