【応援コメント紹介】田中功起さん、sahisaさん
vol. 4 2026-10-21 0
「持続可能な地域芸術祭のための展覧会を開催し、アーカイブを残したい」クラウドファンディングに、心強い応援の声を続々といただいております。今回は、田中功起さん(アーティスト/京都市立芸術大学)、sahisaさん(香川県在住アートウォッチャー)からいただいた応援コメントをご紹介いたします。
▼応援コメント第4弾:田中功起さん(アーティスト/京都市立芸術大学)コメント全文
僕がこれまで、(国内の)地域芸術祭に参加したのは2003年と2006年の越後妻有アートトリエンナーレ、2011年のヨコハマトリエンナーレ、そして2019年のあいちトリエンナーレの4回です。若手アーティストとして参加した地域芸術祭では、制作費もなし、移動は誰かの車に便乗、滞在費もなくボランティアスタッフと一緒に雑魚寝みたいな扱いで、それでも少しのアーティストフィーがあり(それに経費が込み込みだったような)、そんな中でも展示ができる喜びの方が勝っていたかもしれません。不満があっても、経験不足だったこともあり、当時の僕は交渉することさえ思いつきませんでした。クラファン立ち上げたアーティストたちのように行動さえもできなかった。だからこそ、今回の行動を起こしたアーティストたちを支援したいです。同時に、ここで、今後、展覧会に参加をする人に対して、注意喚起もしておきたいと思います。国内海外問わず、怪しいものについては断る勇気をもってください。僕も、昨年からやりとりをつづけてきたトリエンナーレを断っています。相手が明確に金銭的な条件を示せない場合はやめた方がいいと思います。もちろん、若手であるからこそ無理してでもチャンスを逃したくない、って気持ちもわかります。でもまずは身を守って、怪しい仕事を見極めることも必要です。金銭の提示が不明瞭、やりとりが曖昧、契約が進まないみたいなものは、これからは断りましょう。判断つかないときはぜひ経験者に相談してください。
田中功起(アーティスト/京都市立芸術大学)
▼応援コメント第5弾:sahisaさん(香川県在住アートウォッチャー)
私が地元・香川で親しんできた瀬戸内国際芸術祭は、作家やこえび隊、地域の方々がともに支えてきたものです。ハンセン病療養所のある大島でのこえび隊の活動は、私がアートに夢中になるきっかけの一つでした。2025年、瀬戸芸の会場にもなった引田で、瀬戸芸とは別に開催された東かがわ国際芸術祭の会場に入れた数少ない観客の一人として、作品や現地でのやり取りを記録しました。今回の件では、多くの人が関わり育ててきた香川県のアートの積み重ねまで、損なわれたように感じています。だからこそ、忘れずに見届けたい。郁川さんたちが経験を記録・検証し、これからの地域芸術祭をともに考える場をつくる取り組みを応援します。
sahisa(香川県在住アートウォッチャー)
企画に際し、あたたかな応援コメントをお寄せくださった、田中功起さん、sahisaさんに心よりお礼申し上げます。
また、応援コメントはSNSでも随時発信しています。よろしければ、こちらもフォローしていただけますと幸いです。
Instagram:https://www.instagram.com/art_archive_project
───「よくあること」と受け流されてしまう出来事。それはなぜ「よくある」のでしょうか。
個人が問題を抱え込まざるを得ず、十分な記録や検証が行われないまま風化し、同じ問題や痛みがひそかに何度も繰り返されてきたのではないでしょうか。
経験を記録し、検証を重ね、未来の糧にすること。それは、文化芸術に関わるあらゆる人が、安心して芸術に情熱を注ぎ続けられる環境を築くために、欠かせないステップだと考えます。
引き続き、プロジェクトへのご支援や情報のシェアを通じて、応援いただけましたら幸いです。
郁川 舞
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