詩人上田假奈代さんと、編集者和久田善彦さんの応援コメントです
vol. 9 2025-12-16 0
あ!からはじまる「Appleの発音」の物語は、誰かのあしたをあったかくする。
「あしたのパン」は関西人にとって、生きるための糧。
「あしたのパン」と声にしてみるだけで、ちからが湧いてくる。
「あしたのパン」は誰かのあしたを支えてる。
「あしたのパン」は物語のはじまり。
あ!そーやねん!
「Appleの発音」17年、パンの焼けるにおい。
あのまな板でこねて、
あのオーブンで物語を発酵させてきたよ。
朝はやくから
アーモンドのような歌を歌いながら
頭を回転させながら
あくまで空気とは冷静に向き合い
ありがとうを包んで
ありがとう、って受け取る。
あったかいほかほかの物語
厚みのある本になって
あなたの手にとどきますように!
(あ!そのためには、しっかり応援してくださいね!)
(詩人⁄上田假奈代)
つき山いくよさんと出会ったのは学生時代で、もうずいぶんと前になります。その頃、彼女がパン屋さんになるなんてことは思いもしなかったけど、いつかこんな素敵な本を作ったりするだろうことは想像できました。Appleの発音のパンを手に取り、そこにあるお話と絵に触れるたび、あらゆるものに物語は宿っているのだということを思い出します。多くの人の手にこの作品が届くことを祈ります。わたしも楽しみにしています。(編集者/和久田善彦)
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