ジョン・ダワーさんから応援メッセージがとどきました!
vol. 3 2016-03-02 0
2月上旬に行った沖縄の追加取材からまもなく1ヶ月が経ちます。
ユンカーマン監督はいま、ほぼ毎日、編集作業をしています。
そんなユンカーマン監督にアメリカから応援メッセージが届きました。
送り主はユンカーマン監督が「先生」と慕う、歴史学者のジョン・ダワーさんです。
ダワーさんは、「沖縄についての映画を作りたい」という20代のユンカーマン監督に、「諦めたほうがいい。悲しいことだが、アメリカ人は沖縄に全く興味関心を示していない」と答えたそうです。
それから40年、ユンカーマン監督が完成させた『沖縄 うりずんの雨』をどのようにご覧になったのでしょうか。
ジョン・ダワーさんからのメッセージをご紹介いたします。
=================
第二次世界大戦で破壊され、冷戦時代に米軍の前哨基地として容赦なく利用された沖縄。その島は今もワシントンと東京の政治家たちの強引な政策に翻弄されている。
「沖縄 うりずんの雨」はあまり知られていないこの恥ずべき物語を、記録映像と独自のインタビューの鋭い組み合わせによって伝え、沖縄の人たち自身の声がそれを雄弁に語る。
沖縄はアメリカの「アジア回帰政策」の中で、いまも論議をかもす火種であり、本作はできるだけ多くの人が見るべき作品である。
ジョン・ダワー(歴史学者)
=================