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映画『沖縄 うりずんの雨』 アメリカ上映版制作&全米上映をクラウドファンディングで実現!
アメリカ社会であまり知られていない沖縄の歴史と現状。彼らに在沖米軍基地の構造的な問題を伝え、沖縄の声を届けるため、追加撮影、再編集を施した<アメリカ上映版>『沖縄 うりずんの雨』を制作し、全米各地で上映会を行います。
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ドキュメンタリー映画『沖縄 うりずんの雨』です。 当プロジェクトは、ジャン・ユンカーマン監督と、製作・配給会社シグロ、宣伝・配給協力のリガードという3者で企画・運営をしています。
アメリカ社会であまり知られていない沖縄の歴史と現状。彼らに在沖米軍基地の構造的な問題を伝え、沖縄の声を届けるため、追加撮影、再編集を施した<アメリカ上映版>『沖縄 うりずんの雨』を制作し、全米各地で上映会を行います。
呉屋さんは昨年11月にワシントンで行われた、「ベテランズ・フォー・ピース・琉球」ワーキング・グループ主催の『沖縄 うりずんの雨』試写会に参加されました。今回、プロジェクトの趣旨にご賛同くださり、応援メッセージをお寄せいただきました。
(写真左)6/23(沖縄 慰霊の日)には、たくさんの人が平和の礎を訪れ、手をあわせる
(写真右)辺野古の新基地建設に反対し、大浦湾の海上から工事の中止を訴える人々
戦後70年を迎えた昨夏、『沖縄 うりずんの雨』というドキュメンタリー映画が公開されました。アメリカ人であるジャン・ユンカーマン監督の手による本作は、
日本とアメリカの市民に、沖縄の「戦利品」としての運命を解放する責任を問うものでした。
日本国内では、辺野古の新基地建設をめぐる状況の激化があり、「沖縄」への関心の高まりから、多くの方が映画をご鑑賞くださいました。お客様からは「映画を通して、
辺野古の問題が沖縄の近現代史と地続きであることを体感できた」という嬉しい声を多く頂戴しました。
写真左)
普天間基地ではフェンスから至近距離にある滑走路を利用して、C−130輸送機などが離着陸をする。
写真右)キャンプキンザー内の様子。膨大な土地に、米軍の車両が数多く置かれている。
では、責任のもう一極を担うアメリカはどうか?
実は今、アメリカ国内でも、かつてないほど沖縄への関心が高まっています。バークレーとケンブリッジの市議会で
「辺野古への新基地建設反対決議」が可決され、ニューヨーク・タイムズ紙が社説で「日米両政府の平和、人権、民主主義への信念が問われている」と指摘しました。
沖縄の声をアメリカに届けるこの最大のチャンスを生かすため、ユンカーマン監督は
沖縄の歴史や辺野古の現状を知らないアメリカ人にが見ても理解できるように、追加取材、撮影を行い、編集も新たな<アメリカ上映版>『沖縄 うりずんの雨』の制作を決意しました。
<アメリカ上映版>が完成した後は、元軍人たちのグループ
「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」や平和団体の協力のもと、ユンカーマン監督もアメリカに渡り、全米上映を実現させます。
取材は2月からスタートしていますが、その制作資金と上映活動の費用の一部を広くみなさまからも募らせていただきたく、プロジェクト立ち上げました。ユンカーマン監督の取り組みにご共感をいただけましたら、是非ご支援を賜りますと幸いです。ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
(写真上)サンフランシスコ大学で開催された試写会の参加者達と。沖縄戦を経験された元兵士の方も来場されました。(写真左下)ワシントンで開催された「ベテランズ・フォー・ピース・琉球」ワーキング・グループ主催の試写会場で。島ぐるみ会議の皆さんも参加されました。(写真右下)ワシントンでの上映会翌日にはホワイトハウス前で、島ぐるみ会議とアメリカの平和団体の皆さんと一緒に「新基地建設反対」アピールを行いました。
昨年11月、アメリカの東・西海岸の十ヶ所で『沖縄うりずんの雨」の試写会を開催し、延べ400人ほどの方に映画を見てもらいました。
その反響は熱烈で、特に若い人たちから 「沖縄の歴史、現況がこれほどまでとは知らなかった。あまりにひどい話だ」という感想が多く上がりました。
しかし、「沖縄 うりずんの雨」の撮影は一昨年の9月、辺野古の座り込みが始まる前に終了したので、その対立の場面を映画に盛り込めませんでした。今回、<アメリカ上映 版>に、 沖縄に対する日米両政府による「理不尽な振る舞いの極地」といえる新基地建設の現場と、そこで行われている座り込みや抗議活動とを追加撮影し、組み込むことで、問題の緊急性とその実態を、アメリカの観客により明確に訴えることができると思います。
米国軍は800以上の海外基地を数十カ国に配置しています。沖縄に32基地が集中していることは世界的にみても異常ですが、それもアメリカによる「基地の帝国」の一部に過ぎません。
アメリカ人にとって、 沖縄の実態を知ることはその帝国の実態に目覚めることにも繋がります。
米政府は絶えず戦争を繰り広げ、軍事主義に染まっていますが、良心的なアメリカ人はもちろん大勢いて、その政策に疑問を抱いています。そいう人たちや、ベテランズ・フォー・ピース(VFP)などの平和団体と 連帯することが、沖縄の未来にも大きな力になると思います。
映画の完成後は、
アメリカの観客に沖縄の歴史と現実を伝え、アメリカと沖縄の市民をつなげられるよう、この春から全米で上映会を開くためにがんばっていきます。
皆さん、どうか力になってください。
『沖縄 うりずんの雨』とは
第1部「沖縄戦」、第2部「占領」、第3部「凌辱」、第4部「明日へ」という4部構成からなるドキュメンタリー映画。戦後のアメリカ占領期から今日に至るまで、米軍基地をめぐる負担を日米双方から押し付けられてきた、沖縄の差別と抑圧の歴史を真正面から描き、現在の辺野古への基地移設問題に繋がる、沖縄の人たちの深い失望と怒りの根を浮かび上がらせた。また、沖縄に駐留していた元アメリカ兵たちにインタビューを行い、沖縄に対するアメリカの潜在的な特権的意識を顕在化させ、沖縄問題を新たな視点で描き出した。映画作品としても高く評価され、国内の映画賞を受賞している。
2015年 第89回キネマ旬報 文化映画ベスト・テン 第1位
2015年(第70回)毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞 受賞
2015年度 日本映画ペンクラブ賞 受賞(シグロ)
証言者
<第一部:沖縄戦>ダグラス・ラミス(元海兵隊/政治学者)、ドナルド・デンカー(元米陸軍)近藤 一(元日本軍)、レナード・ラザリック(元陸軍)、稲福マサ(元梯梧学徒隊)
<第二部:占領>玉城洋子(歌人)、デイビッド・クルーズ(元陸軍)、知花昌一(僧侶)、安里英子(作家)、高嶺朝一(ジャーナリスト)、石川真生(写真家)、
<第三部:凌辱>知花カマド、池田恵理子(女性たちの戦争と平和資料館 館長)、シンシア・エンロー(クラーク大学教授)、ブルース・リバー(元陸軍)、ロドリコ・ハープ(元海兵隊)
<第四部:明日へ>モートン・ハルペリン(元米政府高官)、大田昌秀(元沖縄県知事)
(写真上/左から)<第一部:沖縄戦/第二部:占領/第三部:凌辱/第四部:明日へ>の各場面写真
(写真下)昨年6月に沖縄・桜坂劇場で行われた完成披露試写会には出演者の方々も駆けつけました。左から、山上徹二郎プロデューサー、安里英子さん、玉城洋子さん、知花昌一さん、石川真生さん、ジャン・ユンカーマン監督
<アメリカ上映版>のために追加取材、撮影する内容
1)辺野古の基地建設はどうなっているか
・辺野古ゲート前で行われている新基地建設反対運動の様子
・大浦湾海上から新基地の建設現場と、それに対する反対運動の様子
・反対運動に参加されている様々な世代の方へのインタビュー
などを撮影予定
2)沖縄はこれからどうなっていくのか
・若い世代が見てきた沖縄
・沖縄の経済と米軍基地との関係
・沖縄の人たちがこれからの沖縄をどう考えているか、未来への展望
などをインタビュー予定
<アメリカ上映版>スタッフ
監督:ジャン・ユンカーマン
プロデューサー:山上徹二郎
1954年、熊本県生まれ。1981年、青林舎に入社、映画製作に携わる。1986年、シグロを設立、代表となる。シグロの第一回作品は『ゆんたんざ沖縄』(西山正啓監督)。以降、『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(佐藤真監督)、『亡命』(翰 光監督)、『毎日がアルツハイマー』シリーズ(関口祐加監督)など70作品以上のドキュメンタリー映画を製作し、世界中で数々の映画賞を受賞。また『絵の中のぼくの村』(東陽一監督)、『ぐるりのこと。』(橋口亮輔監督)、『ミンヨン 倍音の法則』(佐々木昭一郎監督)などの劇映画を20作品以上製作。アジアを中心とした海外映画の、日本での配給も手がける。
撮影:加藤孝信
1989年より小川プロダクションに参加。1992年の解散に伴い以降フリー。主なドキュメンタリー作品は『Kidnapped!』(メリッサ・リー監督/2005)、『映画は生きものの記録である 土本典昭の仕事』(藤原敏史監督/2006)、『Bolinao 52』(Duc Nguyen監督/2008)、『日々の呟き』(ジル・シオネ、マリー=フランシーヌ・ル・ジャリュ監督/2009)、『無人地帯』(藤原敏史監督/2012)、『沖縄 うりずんの雨』(ジャン・ユンカーマン監督/2015)、『筑波海軍航空隊』(若月治監督/2015)など。
制作スケジュール
2月 追加取材/撮影
3月〜中旬 編集/英語字幕制作
3月末 アメリカ上映版完成
4月〜 全米上映スタート
※ユンカーマン監督は4月と夏の2回、キャンペーンのために渡米予定
資金の用途
今回目標としている 200万円は<アメリカ上映版>制作&全米上映資金の一部にあてさせていただきます。
取材・撮影費(機材、旅費など含む) 80万円
英語翻訳・字幕作成費用 50万円
仕上げ・編集費 20万円
英語版サイトのリニューアル 30万円
リターンの準備・発送・手数料など 20万円
企画者プロフィール
ジャン・ユンカーマン(映画監督)
シグロ(
http://www.cine.co.jp/)
映画製作・配給会社。「沖縄 うりずんの雨」の製作・配給をはじめ、ジャン・ユンカーマン監督作品「映画日本国憲法」、「老人と海」、東陽一監督作品「橋のない川」、橋口亮輔監督作品「ぐるりのこと。」、など、常に時代を照射するような作品をドキュメンタリー、フィクション問わず、製作・配給している。
リガード/Regard
「沖縄 うりずんの雨」の配給協力・宣伝を担当。これまで担当した作品に『三池 終わらない炭鉱の物語』(2005/熊谷博子監督)、『沈黙の春を生きて』(2011/坂田雅子監督)、『毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編』(2014/関口祐加監督)、『わたしの、終わらない旅』(2015/坂田雅子監督)などがある。
・コレクター限定UPDATEの共有
コレクター限定で取材や撮影の最新情報をお届けします。
・ジャン・ユンカーマン監督作品『映画日本国憲法』本編視聴
憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちへのインタビューで構成した『映画日本国憲法』本編を<コレクター限定アップデート>内で、フル視聴できます。全国どこからでもご覧頂くことが可能です。
・『沖縄うりずんの雨』英語サイトにお名前クレジット
<アメリカ上映版>完成後にリニューアルを予定している映画の英語サイトにお名前を掲載致します。
・<アメリカ上映版>『沖縄 うりずんの雨』本編視聴
当プロジェクトで制作された<アメリカ上映版>『沖縄 うりずんの雨』の本編を<コレクター限定アップデート>内で、フル視聴できます。全国どこからでもご覧頂くことが可能です。
・『劫火』『老人と海』『チョムスキー9.11』『映画日本国憲法』より、お好きなDVDを1本プレゼント
下記、ジャン・ユンカーマン監督作品の中からお好きなDVDを1本お送りします。各作品の詳細は公式サイトをご確認ください。
・『HELLFIRE:劫火』(
www.cine.co.jp/detail/0037.html)
・『老人と海』(
http://rojintoumi.asia/intro/)
・『チョムスキー9.11』(
www.cine.co.jp/chomsky9.11/index2.html)
・『映画 日本国憲法』(
www.cine.co.jp/kenpo/)
(写真右より)『HELLFIRE:劫火』/『老人と海』/『チョムスキー9.11』/『映画 日本国憲法』
・ユンカーマン監督直筆サイン入りサンクスレターをお届け
・<アメリカ上映版>のエンドロールにお名前クレジット(3/20まで/希望者のみ)
<アメリカ上映版>のエンドロールにコレクターの皆様のお名前をクレジットとして掲載します。編集作業のスケジュール上、3/20までにご支援くださった方が対象となります。あらかじめご了承ください。
・2月中旬発売予定『沖縄うりずんの雨』DVD-BOOKプレゼント
パンフレットの内容をさらに充実させたブックレット(本文206P!)付き『沖縄 うりずんの雨』DVD-BOOKを1セットお送りします。DVDはバリアフリー音声/字幕も選択できます。
・石川真生さんサイン入り写真集「熱き日々 in オキナワ」プレゼント
「沖縄 うりずんの雨」にもご出演くださった写真家・石川真生さんの写真集「熱き日々 in オキナワ」に真生さんのサインを添えてお送りします。
・ユンカーマン監督と<じっくりお茶会>参加券(都内開催予定)
映画の撮影秘話や沖縄のこと、日本国憲法やテロとの戦争、日本のこと、アメリカのことなど、ユンカーマン監督とじっくりお話し頂ける貴重な時間をご用意しました。都内での開催を予定しておりますが、日時や会場は追ってご案内します。会場までの交通費や、交流会での飲食代などの実費はご負担下さい。
・
『沖縄うりずんの雨』小規模上映会開催権をプレゼント(30名程度/開催時期などは要相談
『沖縄うりずんの雨』の小規模自主上映会(30名程度)を1回に限り開催出来ます。開催時期などについては事前にご相談頂き、場合によっては調整をお願いすることもございますので、ご了承下さい。
・【企業スポンサー】
企業名とロゴを映画のエンドロール、公式サイト(海外版、日本版ともに)に記載(3/20まで)
<アメリカ上映版>のエンドロール、公式サイト(海外版、日本版ともに)コレクターの皆様の企業、団体名とそのロゴをクレジットとして掲載します。編集作業のスケジュール上、3/20までにご支援くださった方が対象となります。あらかじめご了承ください。
<応援金額が200万円を超えた場合>
<アメリカ上映版>の日本語字幕付きDVDの制作費とユンカーマン監督の渡米を含む、アメリカキャンペーン費として使わせていただきます。
<応援金額が300万円を超えた場合>
☆リターンを追加させていただきます!
<アメリカ上映版>DVD(日本語字幕付/非売品)プレゼント
プロジェクトにお寄せいただいた支援額の合計が300万円を超えた場合、今回制作した<アメリカ上映版>に日本語字幕を付けたDVD(非売品)を作成し、1枚お送りします。
ユンカーマン監督は、当プロジェクトの成否に関わらず、<アメリカ上映版>『沖縄 うりずんの雨』を完成させ、アメリカで上映をすることを前提として、すでに沖縄での追加取材を行っています。
ではなぜ、クラウドファンディングを実施するのか?という疑問を抱かれる方がいらっしゃるかもしれませんが、日本での劇場公開とは違い、アメリカでの上映は小規模な自主上映会が主になります。そのため、上映活動を通しての制作費の回収がとても難しく、そのめどは全く立っていません。
アメリカ国内で、沖縄への関心が高まっているとはいえ、一般のアメリカ市民が米国内で得られる情報は限られています。「今、沖縄で何が起こっているのか」「過去、沖縄で何が起こっていたのか」その全体像を1本の映画の中で、アメリカの人々に理解してもらうことは、想像以上にチャレンジングなことですし、その映画を見てもらうことも決して容易ではありません。
ユンカーマン監督が沖縄について語る際に、必ず口にする言葉があります。「僕はアメリカ人だから、沖縄の問題に責任がある。その責任を果たしたい。」そして、今はその後にこう続けます。「アメリカはその他の国々とは比べ物にならないくらい、沖縄のことを知る義務がある。だからこそ、アメリカ社会に向け、<アメリカ上映版>の制作が必要なのだ」と。その強い思いを頼りに、今回のプロジェクトは進められています。
ジャン・ユンカーマン監督はベトナム戦争で徴兵される可能性のあった10代の頃から、なぜ母国(=アメリカ)が戦争をしているのかを考え、反戦運動にも参加してきました。大学を卒業した1975年に始めて沖縄を訪れ、コザで反戦兵士の支援活動に携わって以来「アメリカをはじめ世界中の人々に沖縄の実態を伝えることが、自分の人生の仕事の一つ」と考えてきました。
20代のころ、師と仰ぐジョン・ダワーさんに「沖縄についての映画を作りたい」と伝えたユンカーマン監督に、ダワーさんは「諦めたほうがいい。悲しいことだが、アメリカ人は沖縄に全く興味関心を示していない」と答えたそうです。
それから40年、ユンカーマン監督はついに『沖縄 うりずんの雨』を完成させました。そして今、アメリカ社会で沖縄への関心がかつてないほど高まっています。それは沖縄の状況が緊迫していることの証左でもありますが、だからこそ、今、アメリカの人たちに沖縄の声を届けなければと強く思います。ご支援、ご協力をこころよりお願い申し上げます。
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郵便振替口座からもご支援を承れるようになりました!
<お振り込み先>
郵便振替口座番号:00190-9-192809
加入者名:株式会社 シグロ
通信欄:<「うりずんの雨」アメリカ上映寄付>と明記の上、
お名前、ご住所、お電話番号、メールアドレスをお知らせください。
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