プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
ハンガリーの映画監督メーサーロシュ・マールタの特集上映をクラウドファンディングで実現!
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
東映ビデオ(株)若手社員を中心に、邦画のみならず洋画の配給も行い、名作をひとりでも多くの方にご覧いただきたいと立ち上げた新規プロジェクトの一つです。 ハンガリーが誇る映画監督の一人であり、女性として初めてベルリン国際映画祭金熊賞に輝いたメーサーロシュ・マールタ。 その後も、カンヌ国際映画祭での受賞歴をはじめ国際的な評価を得ながらも、彼女の作品はいずれも日本では劇場未公開。 女性の主体性を脅かす社会の相貌にカメラを向けてきたメーサーロシュ・マールタ監督珠玉の作品を特集上映いたします。
ハンガリーが誇る映画監督の一人であり、女性として初めてベルリン国際映画祭金熊賞に輝いたメーサーロシュ・マールタ監督作品の日本初の劇場公開を応援いただくプロジェクト。
女性監督として史上初めてベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞し、その後もカンヌ国際映画祭やシカゴ国際映画祭などで数々の賞に輝いたハンガリーの映画監督メーサーロシュ・マールタ(Mészáros Márta, 1931/9/19 - )。アニエス・ヴァルダやヴェラ・ヒティロヴァらと並ぶ、極めて重要な女性作家でありながら、日本では1985年、第1回東京国際映画祭「映画祭の映画祭(世界主要映画祭受賞作)部門」で「Diary for My Children」が上映されたことを除いて、いずれも日本未公開です。
2017年より初期作品の修復が進み、2019年のベルリン国際映画祭や2021年のカンヌ国際映画祭で上映され、いま、世界的にその作品の再評価が進んでいます。
女性の主体性を脅かす社会の相貌を描き続ける彼女の作品は、いまだからこそ新鮮さとともに、喫緊の視座を私たちに与えてくれることでしょう。
一人でも多くのお客様に、この素晴らしい作品群をご覧いただきたいと思い、クラウドファンディングを実施いたします。
↑特集上映ポスター
↓日本版予告篇
1931年、ハンガリーの首都ブダペシュトに生を受ける。ファシズムが台頭する戦間期、両親とともにキルギスへ逃れるも、父親はスターリンの粛清の犠牲となり、その後、母は出産で命を落とした。ソヴィエトの孤児院に引き取られ、戦後ようやくハンガリーへ帰郷する。
1968年から長編映画を撮り始める。残酷な社会のなかで日々決断を迫られる女性たちの姿を描きながら、ファシズムの凄惨な記憶や、東欧革命の前兆であるハンガリー事件の軌跡など、そのまなざしは暴力と化す社会の相貌をも見逃さない。
1975年の『アダプション/ある母と娘の記録』は、第25回ベルリン国際映画祭において女性監督としてもハンガリーの監督としても史上初となる金熊賞受賞の快挙を成し遂げた。その後もカンヌ国際映画祭をはじめ数々の国際映画祭で受賞を果たし、同時代のアニエス・ヴァルダらと並び、もっとも重要な女性作家としての地位を確立した。最新作は2017年の「Aurora Borealis: Northern Light」。
最高傑作の数々を世に送り出した、ハンガリーを代表する女性監督メーサーロシュ・マールタの作品が日本でも鑑賞できるようになることを歓迎します。人間ドラマとハンガリーの20世紀の歴史も描かれる作品を是非ご覧ください。
——パラノビチ・ノルバート(駐日ハンガリー国特命全権大使)
なんて芳醇な映画だろう。主人公の女性のさみしさと気高さ。その眼差しには生きることの哀しみも強さも、愛への羨望も諦めもすべてが詰まっている。孤独さえも人生の豊さの一部であることをメーサーロシュ・マールタ監督は教えてくれる。
——外山文治(映画監督)
社会主義体制下でも性差を超えて平等というわけではないことをメーサーロシュは堂々と描く。子供を持つことを決意したヒロインが五感を研ぎ澄まし、制度の仕組みや人間関係を見極めつつ目的に向う勇気が素晴らしい。
——田中千世子(映画評論家)
共産体制下のフェミニズムが鮮烈に描かれていることに感銘を受け、その問題意識が現在世界でも通用してしまうことに嘆き、クールなリアリズムのタッチに息を呑む。疑似母娘関係で結ばれるふたりの女性の心情を伝えるショットの積み重ねはしなやかにして優雅だ。やがて、親、パートナー、そして子を持つことへの普遍的なエモーションが張り詰める。疑いなくメーサーロシュ・マールタ監督の傑作のひとつであり、本作ほど、いま再発見されるにふさわしい作品はないだろう。
——矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)
子供が欲しい四十代の女と、両親にネグレクトされた十代の少女。
二人の間に芽生えるものが擬似家族的なものでもなければ、単なる友情でもロマンスでもない、名付けえぬ不思議な絆であることに心惹かれました。
女性同士に芽生えた新しい関係性をドキュメントで見ているようなスリルと、生き抜いていこうとする女性たちへの眼差し。唯一無二の作品です。
——山崎まどか(コラムニスト)
『アダプション/ある母と娘の記録』で描かれる、世代を超えた女性同士の稀有な結びつき。彼女たちの顔は向かい合うよりも、並んで同じ方を向いた瞬間に鮮烈な印象を残す。メーサーロシュ・マールタは、すでにここで男性に依拠しない女性の生き方を毅然と提示していた。
この時代にいたのは決してアニエス・ヴァルダだけではなかったと、いまこそもう一度刻み直さなければならない。
——児玉美月(映画執筆家)
『ドント・クライ プリティ・ガールズ!』本国版予告篇(日本語字幕)☟
『アダプション/ある母と娘の記録』本国版予告篇(日本語字幕)☟
『ナイン・マンス』本国版予告篇(日本語字幕)☟
『マリとユリ』本後光版予告篇(日本語字幕)☟
『ふたりの女、ひとつの宿命』本国版予告篇(日本語字幕)☟
© National Film Institute Hungary - Film Archive
後援 駐日ハンガリー大使館/リスト・ハンガリー文化センター
本特集上映を一館でも多くの劇場で上映し、一人でも多くの方にご覧いただくために、大切に使わせていただきます。
具体的には、ポスターやチラシを作成したり、予告編映像を作ったり・・・それを一人でも多くの方にお届けするための施策に使用したいと考えています。
★クラウドファンディング限定ポストカード5枚セット
特集上映作品の限定ポストカードをお送りいたします。
★劇場鑑賞券
公開前にお届けいたします。
★劇場パンフレット
本特集上映の劇場販売用のパンフレットをお送りいたします。
★パンフレットへのお名前掲載
メーサーロシュ・マールタ特集上映の劇場パンフレットに、ご支援者様のお名前を掲載いたします。
★『アダプション/ある母と娘の記録』試写会ご招待
特集上映作品のうち『アダプション/ある母と娘の記録』の試写会にご招待いたします。
※イベントの開催場所は東京都内を予定しております。開催日時、場所はこちらで決定の上お知らせいたします。交通費はご支援者様負担にてお願いいたします。
※新型コロナ感染症の状況によって、オンラインでの開催になる可能性がございます。
2022年冬 日本語字幕版本編完成(予定)
2023年2月 ポスター、チラシ、予告篇完成(予定)
2023年初夏 新宿シネマカリテにて公開予定
本プロジェクトは一人でも多くの方に作品をお届けするために立ち上げましたので、目標金額に達しない場合でも、日本語字幕版を完成させ、公開することを前提に既に作業を進行しています。また、目標金額に達しない場合でも、自費で補填するなどして、チラシや予告編を完成させるなど、本作を一人でも多くの方にお届けするための施策を実施していきます。リターンもお届けしますのでご安心ください。
公開日の状況などにより、リターンのお渡し時期が前後する場合がございますが、その場合はプロジェクトページやアップデート記事などを通じてご報告いたします。
最後までお目通しいただき、ありがとうございました。
ハンガリーは東西ヨーロッパの中継点に位置するゆえに、その歴史の複雑さは計り知れません。自身もハンガリーとソヴィエトを行き来し、多難な人生を歩まざるを得なかったメーサーロシュ・マールタ。彼女の目は、1970年代の社会主義体制下における家父長制が色濃いハンガリー社会を自身の経験をもとに映し出してきました。とりわけ女性や子供たちがいかに孤独な日々を過ごし、それぞれの決断をくだしていたのかを、厳しくも誠実なまなざしで捉えました。時代が変わっても、抗いがたい不公平や不平等が世界から消えてはいない中、だからこそいま向き合うべき彼女の作品を、日本劇場未公開のまま見過ごすわけにはいきません。
このプロジェクトは東映ビデオ(株)の若手社員を中心として、潤沢とはいえない予算をもとに準備を進めています。彼女のまなざしを通して、この社会の惨さと、それでも生きることの美しさと、そして言うまでもなくその映画性の豊かさを、一人でも多くの皆さまと共有したい。我々の思いは、ここに懸かっています。どうかご賛同、ご支援くださいますよう、お願いいたします。
東映ビデオ(株)
丸山杏子
日野原彩子
大河原脩一
1000 円
2500 円
4000 円
6500 円
9000 円
14000 円
19000 円
19000 円
24000 円