岩手県遠野市へ研修に行ってきました!
vol. 8 2019-12-08 0
(遠野ホップ畑にて 2019.11.27)
11月最後の水曜日と木曜日、岩手県遠野市へ研修に行ってきました。
今回の研修もこのプロジェクトの取り組みを知って応援して下さっている
キリンビール㈱さまに色々とセッティングして頂きました。
到着してまず最初は「遠野といえば」のホップ畑へ!
この時期はもちろん収穫は終わっていて、次の春までホップはお休み中です。
でもこの時期だからこそ、
上へ高く伸びるホップの為に必要な支柱の高さや、
ホップの株が土の中でどのような状態になっているか、
細かいところまで見ることができ、大変勉強になりました。
こちらはホップ収穫まで年間の行程についてフリップを使って説明を受けている様子。↓↓
ホップは上へ上へと高く伸びるのが特徴です。
遠野では5.5メートルの高さの支柱をたくさん立てていました。
高い場所での作業には高所作業車を使用します。
乗せていただいた大皿さん。↓↓
岩手県遠野市はホップの生産を50年以上続けている国産ホップの里でした。
神戸と遠野では気候も土壌も違いますが、
長年ホップを育ててきている遠野の皆さんのお話しはとても勉強になりました。
「今も試行錯誤しながら毎年育てています。」という言葉を聞いて、
ものすごい尊敬の念と、あとは私たちも神戸で試行錯誤しよう!という前向きな気持ちと、
両方の刺激を受けました。
寒い中みなさんありがとうございます!
ホップ畑の後は遠野市内に二か所ある醸造所へ。
まずはZUMONAさん。
最近のクラフトビールのブームが始まる随分前、
一度地ビールブームが起こった時からずっとここで地ビールを造り続けているそう。
歴史を感じます。
醸造所にある事務所では遠野で採れたホップを使用したビールを飲みながら、
遠野のホップをはじめとする農業との関わりについてさらに詳しくお話しをお伺いしました。
着目点や、直面している課題など、私たちの考えとリンクすることが多々あり、
遠野との親近感が増す時間。。。
そして最後は新しくできた遠野醸造さんへ。
まずは醸造所上の事務所にて、
遠野が取り組んでいる町おこしとクラフトビールとの関係性などを
丁寧に説明して頂きました。
そしてその後は下の醸造所で美味しいビールを頂きながら
お互いの町での取り組みについて語り合いました。
感じたことは、街の人口や、そこにある会社の規模など、
それぞれの大きさは最終的にはやっぱりあまり関係ないんだ、ということ。
そりゃあ人口が多いに越したことはないし、
会社の規模も大きければ大きいほど出来ることも増えるし、
でも最終的には同じ街に暮らす人たちとこの街だから出来ることを考えて、
それをワクワクしながら楽しむ、ということが一番大事だな、と。
そして神戸での私たちの取り組みについても共感していただき、
今度は遠野の皆さんが神戸へ来てくれることになりました。
遠野と神戸、遠く離れていますが、
同じように地域密着型で活動している仲間ができたこと、本当に心強いです。
次はホップがふっさふっさ生い茂る、グリーンカーテンの時期にまた訪れたいと思っています。