大画像の写真で新たな可能性を追求し、写真展を変革したい

4月に入りストレッチゴールのヒマラヤ遠征（ランタン山域植生調査）が近づいてきました。

ヒマラヤへは７月１２日出発ですが、その前にいろいろな準備をしておかなければなりません。今回は植生調査の下調べとして本を購入しました。それはヒマラヤ植物大図鑑とヒマラヤ植物記Ⅰ・Ⅱです。この著者はいずれも吉田外司夫さんです。吉田さんは長年ヒマラヤの植物を撮影し出版されてきました。数年前、若くしてお亡くなりになりましたが、その実績はヒマラヤ植物写真のスペシャリストとして高く評価されています。私にとって吉田さんの著書はヒマラヤ植物のバイブルとも言うべき存在です。

特にヒマラヤ植物記Ⅱではランタン周辺の植生が詳しく書かれています。残念ながらこの本の中では植物写真が少ないのですが、植物の学名が記されているので写真はヒマラヤ植物大図鑑で確認することになります。三冊の合計金額は 22,660円、かなりの出費ですが記載内容からするとそれだけの価値はあります。
お金を出せば大概のものは手に入りますが、自分の体力はそうはいきません。年とともに衰えるのは体力だけでなく気力も衰えてきます。年齢とともに視力、聴力、記憶力いろいろなものが衰えてきましたが、ヒマラヤという目標を持つことでこれらを乗り越えてきました。しかし、やはり限界はいつかやって来ます。今日は明け方まで雨が降っていましたが、今ようやく窓に日が差してきました。これから１時間のウォーキングに出かけたいと思います。