想いを一つに
vol. 14 2024-11-14 0
昨日(11月13日)の中国新聞朝刊に、西高屋のまちづくりに関する記事が取り上げられました!
つい先日は経済レポートに楽屋プロジェクトを取り上げてもらったばかりですし、その前の11月1日は東広島市の『市議会だより』に表紙と見開きページで西高屋の取材記事がピックアップされました。
このように、たまたま全てのタイミングが重なって、この11月前半に西高屋のまちづくりが色々なところで注目を集めるようになりました。
まちづくりはやっぱり『活気』と『期待感』が大事ですよね!!渦中にいながら、まるで台風の目のように、周りでこれから起こる嵐の予感に勝手にワクワクしちゃっています。笑
私は東広島市に元々”縁”も”ゆかり”もない人間ですが、
だからこそ、これだけ大きなプロジェクトになっても私情が入らず純粋に、客観的に楽しめているのかもしれません。
つい先日市川先生が、娘さんの発表会の様子を楽屋グループLINEに投稿してくれました。
「小学1年生の児童188人と、その保護者だけで体育館はパンパンで、団塊ジュニアより人口の多いこの街の可能性は∞(無限大)!」
という発信だったのですが、私はそれを見て「本当にその通りだ。」と、感じました。
ウチの息子も現在小学1年生ですが、『ウチの学校の小学1年生は今年はたったの15人』だったんです。長女の担任もされていた先生が、「私も10年以上この学校にいるけど、こんなに少ないのは初めて。」と仰っていました。
決して田舎と呼ぶような場所では無いんですよ。車で5分程度で大きなショッピングモールに行くことも出来る住みやすい住宅街のはずなんですが、過疎化が進んで、町内会はおじいちゃん、おばあちゃんばっかりです。
ウチは子供が3人いるので、町内清掃に一緒に参加するだけでとても可愛がってもらえるのですが、それぐらい子供が珍しい存在になってしまったのです。この住宅街も40年前は西高屋と同じように、ニュータウンと呼ばれて団地の中に沢山のファミリー層がいたのだと思います。
妻の実家が近いことと緑が多くて静かで落ち着くこの街の環境が好きで、8年前に中古マンションをリノベーションして暮らし始めましたが、
子供の教育を優先するなら絶対に東広島の方が良いと感じています。
それは単に教育施設が充実している、というだけではなく、地域で働く沢山の大人がいて、将来を夢見て勉強に励むたくさんの学生さんがいる。アヒルの行進のように通学路をゾロゾロ歩く小学生の群れがいれば、それを見守る地域のおじいちゃんがいる。町で知らない人がいないぐらい人情味ある市役所の職員さんや、自転車に乗っていつも現れる近所の知り合いもいれば、家の前の植木鉢を毎日愛情込めて水やりするおじさんもいる。
自由で活き活きした交流がある町だからこそ、子供たちに与える大人の存在は大きいと感じています。
『まちづくりをしよう』なんて大そうなことを狙って始めたわけではないけど、たまたまの御縁で出逢った西高屋に、こんな施設があれば良いよなって、勝手にモノ作りを始めただけのプロジェクトだったんですが、関わるほどに引き出さされる町の魅力にほだされて、この町で頑張る人達を全力で応援したくなっちゃったわけですね。
冷静に考えてみると『この楽屋プロジェクトの実態』は、『町のためにボランティアしたい人の集団』なわけです。だからこそビジネス視点では発想もしない、ぶっ飛んだアイデアも、イベント企画も、面白がってみんなで実現出来たんだと思います。
気付けば町全体が遊び場になってました。笑
西高屋は自然と人の繋がりをしっかりと残した素敵な町です。みんなの気持ちが一つになれば、必ずこの町はもっともっと全国から注目される街になります。
そんなことを本気で信じています。
それぐらいに私は西高屋の未来に、夢を見ています。