町の灯り
vol. 9 2024-11-09 0
あなたの町はどんな町ですか?
あなたはその町に対してどんな想い出がありますか?
今日は西高屋のメンバー数名と横川で飲み会をしました。
みんなそれぞれのタイミングで今回のまちづくりプロジェクトに入ってきたので、この革命的な町の変化は一体何が始まりだったのか、何故私達が西高屋に来たのか、それぞれの出逢いのエピソードを語り合いました。
去年までは、自治会としての定例会や地域のイベントで会う、顔見知り程度の関係性がほとんど。その顔見知り程度の関係性が、近畿大学とのまちづくりワークショップや、私達のような外部からの提案によって、『自分達の町』というアイデンティティを改めて持ち始めたことは確かなのです。
ずっと心の中にはあった、地元への愛着心。
それぞれが持っている地元の方々との想い出。
その文化を大切に守りつつ、変化を受け容れ、更に集まってくる人達に愛してもらえる町になること。
そういった全てを受け容れる包容力が町を大きく素敵なモノに変えるのだと、今回のプロジェクトを通して改めて気付かせてもらっています。
なんでこの人たちは、こんなにも自分達の町が好きなんでしょうか。
そんなことを考えながらみんなの笑顔を観ていました。
町はそこに住む人々の集合体でしかありませんが、人と人が手を繋いで輪になると、そこには町の灯りが灯るようです。その灯りを頼りにまた人は集まり、人の集まりに笑顔が溢れる。
これが町の始まりなんだな、って観ていました。
町の灯りとは、夜道を照らす外灯ではなく、集う人々の心の中に宿る愛の塊なのだということを、気付かせて頂いた素敵な夜でした。