マエハウビレッジの誕生
vol. 4 2024-11-04 0
ここからは少し時間を巻き戻して、弊社と西高屋が出逢うまで、そして楽屋プロジェクトが誕生するまでのお話をご紹介いたします。
2023年2月、社内会議の場で、以下の議題が挙がりました。
「少年スポーツ大会などに続く地域貢献の取り組みとして、教育機関や研究機関との文化的な地域貢献が出来ないか?と考えているんだけど、誰かやってみたい人いる??」(壮大なテーマの割に、すごく抽象的な投げ掛けですが、ホントこんな感じの気軽さでスタッフに対して質問が投げ掛けられました。)
会議を端で聞いていた私は、(どうせ誰も手を上げないだろうから、俺がやることになるんだろうなぁ)と内心思いつつ、周りの反応を見ようとしたその時、入社2年目の社員から手が挙がったんです。「どんなことが出来るのかよく分からないけど、やってみたいです!」彼はハッキリとそう言いました。彼の名は横畠 祥。
(えっ!?マジで言ってんの!?)と内心思いつつ、彼の顔を見てみると、(めっちゃワクワクした顔してるーーー!!)
その笑顔を見た瞬間に私の心に火が付きました。この純粋なチャレンジ精神と飛び込む勇気を、どんな形であれ絶対に叶えてあげよう!そのために今の俺が出来ることは一緒になってその世界に飛び込んであげることだ!と。
私もこれまで沢山挑戦して、沢山失敗してきました。そのたびにやるんじゃなかった。言い出すんじゃなかった。って恥ずかしい気持ちになったことが数えきれないほどあります。今思い返すと無知で無鉄砲だから挑戦出来たことの方が多かったのだと思います。そんな自分の過去の姿を見るようで、大海の広さを知らない若者が、一人でお立ち台に立って飛び込もうとしています。彼が私のように余計な波に飲まれて、「こんなはずじゃなかった。」「もう辞めたい。」って諦めないように、役職者という肩書の保護者として、彼の今の気持ちを全力で応援してあげたいと思ったのです。
「横畠がやるっていうなら、オレもサポートするよ!なんか肩書のある奴がいた方が、どんな話を進めるであれ、相手も会社全体の動きとして真剣に聞いてくれやすいでしょ?何ができるか分からないけど、一緒にやってみよう!」と言い、その流れにつられる様に横畠の同期である、前田・村上・細島と共に5人だけのプロジェクトチーム、『通称:マエハウビレッジ』が誕生したのでした