マスタークラス参加スタッフの振り返りメッセージ
vol. 28 2024-04-29 0
みなさん、こんにちは!
プロジェクト残り日数【9日】となりました!
本日は、映画制作マスタークラス「FUKUSHIMA with Béla Tarr」のスタッフの一人で、映画ライターでもある佐藤結さんからの振り返りメッセージをご紹介します!
タル・ベーラ監督・受講生と共に2週間を過ごし、このマスタークラスを支えてくれた佐藤さん。そんな佐藤さんからのメッセージをぜひご一読ください。
佐藤結(映画ライター/マスタークラススタッフ)
Comments
「タル・ベーラ監督が福島に来る」
その知らせを聞いていてもたってもいられず、スタッフとしてマスタークラスに参加しました。いったい、どんなことが起こるのかと監督を見守る受講生たちに投げかけられた言葉は「外に出て、人に会いなさい」。我々スタッフはドライバーとして、福島県浜通りに位置する12市町村内の各所に受講生たちを送迎する毎日でした。印象的だったのは中国から参加したシュ・ジエンさん。屋外で働く人に話を聞きたいと言っていた彼女が、路上にレッカー車を停めていた修理工場の方に声をかけたことをきっかけに工場に出向き、そこで働くフィリピン人労働者たちと出会って撮影を終えるまでの過程は、それ自体がまるで映画のようでした。
タバコとビールがなければ始まらないタル・ベーラ監督との2週間。「日本の料理は味がない!」と言って辛いスパイスをたっぷりかけながら、それでも、受講生との夕食の席ではいろいろな話をしていただきました。濃密な日々を共に過ごしたみなさんと、今後、どんな作品で再会できるのか、楽しみにしています。
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