中野圭、織田稚成、安藤聖、コメント
vol. 97 2020-12-23 0
96日目終了。
今までもあったのだけれどすでに応援してくださっている方が再度参加してくださった。
ありがとうございます!
きっと新たな目標を立てたのに動きが少ないから勇気をくださったのだと思います。
じりじりと終了日が近づく中、僕もじりじりとし始めています。
ここはぐっと、腰を据えて前進を続けようと思っています!
本日もコメントをお届けします。
今日のコメントは3人分です!
明日は誰だろう?と思っている皆様には変化球になるのかな?
ぜひお楽しみください。
島田和義 役 中野圭 コメント
島田家の長男。寝たきりの父を看病する実質的な家長だったが戦地にとられる。物語がはじまった時点では南海での戦死が確認されている。智恵に父と家のことを頼んで戦地に赴いた。
元劇団前方公演墳所属。劇団の座長であり誰もが最終的に頼りにしている存在。
人斬り以蔵を演じた主演作品ではその圧倒的な殺陣が絶賛を呼ぶ。
不器用な芝居でありながら誰も寄せ付けないほどの存在感を放つ。
皆さん、こんにちは。 今回「演者」クラウドファンディングにご支援いただいた方々、ありがとうございます。 そして、まだどうしようか迷っている方々、 この作品は、私の所属していた劇団解散後、初の私の出演する作品になるわけでして、 気心の知れた共演者と共に、最高に魅力的な作品にしようと、思っています。 皆さんの気持ちが、私の原動力です。 ぜひぜひ、この企画を応援してもらえたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。 中野圭 |
島田誠二 役 織田稚成 コメント
島田家の次男。三味線なども愛する粋な人だったが三兄弟の中で一番最初に召集されると、お国のために頑張ってくると胸を張って家を出た。妻の陽子と息子のことを兄に託したまま、戦死の報せが届いた。
元劇団前方公演墳所属。小野寺とはバンドを組むなどバンドマンでもある。
一見、バカみたいなことでも魂を込めなければ意味がないと言い放つ反逆児。
朴訥なイメージと、人間の持つ滑稽さを併せ持つ稀有な存在。
映画「演者」を 応援してくださっている皆様 ありがとうございます! また映画が創れる! こんな素敵なことはない。 参加できることを 大変うれしく思っております。 たぎっております! テーマ曲は ひさしぶりのLSDです。 今まで作ったのことないような 曲ができました。 お楽しみに♪♪ それでは 近々 スクリーンでお会いしましょう。 |
菅原貞夫 役 安藤聖 コメント
恵美の実兄。菅原家の家長。早くに親を亡くし妹二人を育ててきた。本当は涙もろいが立派に妹を送り出そうと我慢している。
元劇団前方公演墳所属。舞台の中では安定剤のような存在。
滑舌の良さで旗揚げから常に重要なテーマに関わるセリフを口にしてきた。
安定の中に垣間見える人間味が最大の特徴。
ご支援下さった方々、また、この企画を知って下さり、このコメントを見て下さっている皆様、ありがとうございます。 演じる機会を頂けることに感謝して、自分にできることをやっていこうと思います。 あと約1ヶ月、そしてその後も、この輪がどんどん広がっていきますように。 |
実はコメントの長さに関しては、短くても長くてもとお願いしていました。
多くの映画での出演者コメントは大抵、短いコメントだったりするのです。
全員が短いコメントでもいいなと思ったけれど、むしろ長くてもいいかと思ったのでした。
だから3人のコメントが普通なのであります。
この短いコメントに色々な思いが込められていて、それをどうぞ感じてください。
ただそれだけじゃなくて。
3人とも、それほど多くの事を発信するタイプではないです。
織田にいたっては舞台挨拶でもあまり話をしません。
僕が強烈に記憶をしているのが今年の春のステイホーム期間です。
あの頃、舞台が延期になって、何か発信した方が良いという意見が出ていて。
でも、発信することをそれほど得意としていないというか。
俳優は作品を見せるものだからという思いがある仲間たちがいたのです。
そんな時、今、発信しないのはサービス精神が足りない人という見え方とか、そういう言葉をいくつか見かけていて、それは違うぜ。そういうことじゃないんだぜと憤ったのでした。
日常会話のようなものまで発信すればサービス精神があるということでもないのです。
舞台上でお客様をどれだけ楽しませることが出来るかが本当のサービス精神だと思うのです。
僕が「セブンガールズ」を企画して、その後の宣伝の中で。
この仲間たちには本当に助けてもらったという思いがあります。
作品的に女性陣を先頭に立てて宣伝していくということを素直に引き受けてくれて。
それこそ20年も舞台に立って来たのに、WEB媒体にさえ自分たちで創った映画なのに名前も載らない。
そのことを申し訳ないなぁと何度も何度も思ったのでした。
でも、それでも役者の矜持を大事に前に進み続けた。
いつかのクリスマスの男性陣だけの舞台挨拶の時にこの仲間は誇りだと思いました。
そういう意味も含めて、3人同じ日にアップしようと思ったのでした。
97日目がはじまります。
残り24日。2020年もすでにカウントダウンに入っています。
僕はこの人たちを世界に連れていきたいと思っています。
日本じゃ知っている人しか知らない、世間的には無名の俳優たちです。
でも、僕は、なめんじゃねぇぞと思ってる。
こいつらの良さを僕はちゃんともっと届けていかないといけない。
いや、僕自身も含めて。
点ではなく、線になるような、そんな作品にしなくちゃいけない。
自分たちだけが満足するような場所にいつづけないように。
広く広く、知ってもらうんだ。
仲間たちのことを思うと改めて思うのです。
小野寺隆一