谷なら何度も渡った
vol. 5 2020-09-22 0
4日目終了。参加人数0名。
5日目に入る。
連休前に開始して連休に一人も増えないなんて言うこともあるかもしれない。
前回との経緯の比較もそろそろ始めようと思うけれど少し待っている。
というのも5年前のセブンガールズ映画化プロジェクトからはシステムが大きく変わっているからだ。
一番大きく変わったのは参加する窓口が圧倒的に増えていることだと思う。
それは恐らくたくさんのプロジェクト全体の平均的な支援金額が上がっていることにも繋がっている。
5年前と違って、使用できるカード会社が増えている。
更に、カードがなくても銀行振込などに対応しているという変化がある。
あの頃はカードを持っていない人のためのプリペイドの利用の説明なども日々繰り返した。
ただし銀行振込は〆切が2日ほど早くなる事だけは忘れてはいけない。
気付いた時には参加できなくなっていたということだけは避けたいなぁと思う。
実は銀行振り込みの場合、週末や祭日の参加は休み明けまで反映されない。
だから明後日の23日の朝にどのぐらい人数が増えるかを見てからじゃないといけないと思う。
きちんと分析して、どう進んでいくのか検討するのであればより正確である必要性がある。
日々に捕らわれるのではなく、週毎の経過を見ながら冷静に進んでいく。
クラウドファンディング公開週という一週間の結果をまずきちんと比較して。
そこから何が足りていないのか、どこに魅力がないのか検討しないとなと思っている。
もう不安で不安でしょうがなくなる瞬間はあるのだけれど。
そんな瞬間を冷静に理性で抑えながら、粛々と進んでいこうと思っている。
きっと届くと信じるしかないんだもんな。
駄目だ駄目だと自己否定に入るよりも、足りないことに反省しながら。
届け届けと祈り続けるんだ。
今、自分の中で走っているラインはいくつあるだろう?
その全てに妥協をしたくない。
全てに情熱を持って取り組んでいきたい。
ただのタスクになったり仕事になった時点で、それは駄目になる。
自分の中ではその全てが繋がっている。
お互いに相乗効果をうみながらうねりになっていくとイメージしている。
大事なことは、やっぱり継続だと思っている。
着実に一つづつでもいいから積み重ねていくこと。
着実に一歩ずつでもいいから進んでいくこと。
いつだって学んでいるという姿勢だけは崩さないこと。
全ての経験が、一つの結果に繋がっていくのだと自覚して歩むこと。
弓を放つがごとく。
弦にこめた緊張感を維持し続けること。
それが出来たからこそ、あの映画だって出来上がったのだから。
このアップデートも読んでもらえているのかさえわからなくなる。
誰に向かって書いているのだろう?なんて思うことは何度も繰り返す。
発信し続けることというのはまるで、霧の中に声をかけているようなものだ。
そんな時はもう信じるしかない。
続けていくことで、自分の中のより強い軸を太くしていくしかない。
実は今年の1月の舞台の後、僕は完全に真っ白になった。
信じられないほど、真っ白になった。
2年間、映画の製作のために走り続けて。
1年間、公開に至る準備、海外映画祭への準備をして。
2年間、セブンガールズを公開してから少しでも多くの人に届くように考え続けた。
その5年間を過ぎて最初の舞台が終わってから、完全に真っ白になった。
この舞台がその結果なのか?と何度も自問自答を重ねた。
そんな5年間を越えて僕に残っているものをじっくりと探しながら。
一つ一つ、検証していった。
誰のために、何のために。
なぜこうなった?なぜこうなる?
そして、真っ白になった僕が再起動できるまでにこれだけの月日がかかった。
今、新しくこれからに向かうビジョンを持つ。
これはそのスタートなのだから。
真っ白になった場所から、立ち上がったのだから。
その結果として支持を得られないのだとすればきっと。
僕は何もしてこなかったのと変わらないのだ。
たったそれだけのこと。
自尊心を大切にしているのなら怖くて仕方がないかもしれない。
でもそれを恐れて小さくなるのは、足を止めることと変わらない。
小さくならずに前に進むしかない。
何もしてこなかったわけがない。
研鑽を重ねてきたものは。
必ずいずれどこかで評価されるのだという絶対的な価値観を堅持する。
その上で研鑽し続ける。
光を信じる。
そしてその光を持っている仲間たちと共に進む。
何を恐れることなどあるものか。
僕は光に向かって歩き続けているのだ。
宝物が周りにたくさんあるのだ。
小野寺隆一