道を照らす灯りのような
vol. 3 2020-09-20 0
クラウドファンディング開始から3日目を迎える。
2日目にして初日よりも参加者がぐっと落ちることは折り込み済み。
願わくば一人でも多くの皆様がまずこのプロジェクトを知っていただけたら。
そしてあまりにも長いこのプロジェクトをご一読いただけたら。
そう願うばかりです。
Motiongalleryには2つのコースがある。
All or Nothingは目標金額に達しなければ不成立。最大60日というコース。
プロダクションコースは、例え一人だけの参加者でも成立する。最大120日。
手数料も細かく違っていて、前者なら不成立の場合は0円、成立して10%
後者だった場合は、目標金額に達すれば10%、達しなければ20%という開きがある。
だから後者であれば、本来は目標金額は低めに設定した方が良いのだと思う。
もしくは思い切って、セブンガールズの当時のように前者を選ぶという選択肢もあった。
どちらにしようかと悩んで、結果的に今回は長い期間を持ちたいというのが大きかった。
それに不成立だったとしてもやり遂げる覚悟がもうすでに出来上がっていた。
不成立で予算が少なければ自分がカメラも回せばいい。
あるいは撮影規模を大幅に減らして、シナリオの尺を短くすることも出来る。
ただとにかく、「演者」の映画化だけはやり遂げると決めたからだ。
勝つか負けるかじゃない。
闘うと決めた。
今、闘わないでいつ闘うのだろう?
多くの表現者たちは闘い続けている。
ファイティングポーズを下げたらTKOになってしまう。
楽そうな方向に自分が進みそうになったときは要注意だ。
前回のクラウドファンディングの時もそうだったけれど。
コレクターページこそ、大きな大きな勇気になっていく。
今回もすでに大きな勇気をいただいている。
前回から大きくレイアウトも変更になっていない。
Motiongalleryのページでは上部のリンクで3つのページを切り替えられるようになっている。
一番左が、プロジェクトページ。
真ん中が、今読んでもらっているこの「アップデート」のページ。
そして一番右が、「コレクター」のページ。
ここには参加していただいた方々がリスト化されている。
参加する時にコメントを掲載できるようになっていてそれも一覧で読める。
冗談じゃなく何度も何度もそのコメントを読み返す。
前回は60日だったけれど、プロジェクトが終わってからもたびたび読み返した。
まだ3日目が始まったばかりなのに、もう何度も何度も読み返している。
きっと、数百回読むことになると思う。
これだけ読むということはやはり2度目でも慣れていないということだ。
どうしたって心が弱りそうになる瞬間がある。
本当にうまくいくのか?と、声が聞こえてくることがある。
大きな不安がいつだってつきまとってる。
そんな弱気な自分に何度も何度も抗い続けるけれど。
最後に勇気が足りなくなった時、このコメント一つ一つが大きな勇気になる。
だからもしよろしければ。
コメントを書かないことも選択できるのですけれど。
一言だけでも書いてくださると本当に嬉しいです。
もちろんSNSでのコメントや拡散のご協力も嬉しいです!
ただSNSはタイムラインがどんどん流れていくので、ここに記載されていると読み返せるのです。
プロジェクトページには今は公開を目指さないと書いたけれど。
もちろん、本当は完成後に公開をしたい。
でも今回はそれを最初から想定することをやめないといけないと思ったのです。
それはきっと製作してその先の延長線上にあるものなのだと。
セブンガールズは公開を前提にしていたから支援額の25%をそのために取っておいたけれど。
今回は出演者が少ないし、関係者が少ない分、当然、前回ほどになるわけもなく。
その中で公開まで目指せば、逆にどこかで歩みが止まってしまう可能性があると気付いたのです。
歩み続けることが出来るのであれば。
きっとどんどん先は拓けていく。
がんばるぞ!と口を開くことは簡単だけれど。
がんばるのなんか当たり前のこんこんちきで。
現実的な一歩一歩を前に出し続けることが出来るのかどうかなのだから。
パンチを繰り出すことだけが前進ではない。
ボディブローに何発までなら耐えられるのか計算することだって前進なのだから。
徐々に徐々に拡がっていくと良いけれど。
この一歩が次の一歩を生み、どこまで続くのか。
共に歩んでくださる方がいることだけが、道を照らす灯りになります。
今日もコメントが届きました。
明日も一つだけでもいいから。
コメントが増えているといいなぁ。
そんなことを思うのです。
だってきっとそれは心のプレゼントだもの。
そんな心の一つ一つを胸に、創作をしたいのだもの。
小野寺隆一