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少数民族と作る竹の工芸芸術祭「コーディリエラ・バンブーデイ」の開催をクラウドファンディングで実現!

今年10年目!少数民族と作る竹の工芸&芸術祭 in フィリピン 開催継続のためにお力を!

改めて竹のある暮らしを考える日としての竹の祭典の基盤を固め、多様な世代へ啓発・発信を広げ、工芸&芸術祭としてもより発展させていくことができるよう、ご支援のお願いです。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2024年8月30日23:59に終了しました。

コレクター
45
現在までに集まった金額
696,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2024年8月30日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
山下 彩香

フィリピンのカリンガに於いて、竹の楽器やクラフトを媒体とした文化の活性化・保存に取り組む「EDAYA」の共同設立者。東京大学にて学士及び修士号を取得後、国際開発の世界で約10年間経験を積み、その後アメリカへ留学。ハーバード大学デザイン大学院にて修士課程を修了。現在は同校の博士課程にて、サウンドスケープの研究に取り組む。暮らしの中の音を、自然や社会や文化との繋がりの中で考え直し、様々な人々と未来のための対話を紡ぐための方法を考えている。2021年より、長野県立大学にて非常勤講師も行っている。個人ホームページ https://ayakayamashita.info/

竹の芸術祭の意義について改めて

vol. 8 2024-08-28 0

みなさま、こんにちは。私たちEDAYAのクラウドファンディングの挑戦も残すところあと3日となりました。これまで応援くださった皆様、本当にありがとうございます。まだまだあとちょっとで達成率、半分というペースでもありますので、引き続きSNSなどでのシェアなどご協力いただけましたら嬉しいです。

そして、今年の芸術祭ももう目の前。今年、そして未来へ向けて、芸術祭を続けていくため、今回のクラウドファンディングです。私たちのスタンスに少しでも共感くださった方、リターンにも入れさせていただいたオンラインでの交流会/ 報告会でもその辺り、話を聞いてみたい方、よかったら、ぜひ応援よろしくお願いします。

それはそうと、今日は改めて、竹の芸術祭の意義について、書いてみたいと思います。

皆さんは、日本の竹と東南アジアの竹の多くが異なることをご存知ですか??日本の竹は地下茎で広がるのに対して、東南アジアやアフリカの竹は地下茎では広がらないため、日本のように竹が広がることによる問題は起きにくいです。日本の竹は多くが単軸型でバラ立ち型なのに対して、東南アジアやアフリカなどの熱帯の竹の多くは、連軸型の株立ち型!つまり、フィリピンでは、竹は木のように切ればなくなってしまうものなので、国を挙げての竹のプランテーション促進の政策まで出てきている現状です。

こちらの記事より抜粋! https://chikurin-park.com/knowledge_02

でもここで、私の頭にチラつくのは、日本における森林の姿や竹林の姿。1960年以降薪を使わなくなったことも要因で荒れた雑木林、1970年代以降想定した輸出ができなかったことで荒廃した人工林、竹籠を使わなくなり、筍が輸入されるようになったことで広がっていった竹林。

私は、一度人間の手が入ってしまった自然と、人間の関係性を考えるにあたって、適切な管理の程度を考えることがとても大事だと思っていて、プランテーションという、植え続け、採り続けることが前提の仕組みには違和感があります。

個人的には、程よく植えて、程よく使う、輸出入の仕組みに頼らず、ローカルでの循環を生むことのできる範囲で、植えて、使うこと、この適切なあり方を探ることが、森林の未来を作っていくのではと思っていますが、どうでしょうか?そして、もしそうだとしたら、そのちょうどよい程度はどこにあるのでしょうか?そして、鍵である、程よく使う、をどう啓蒙していくことができるのでしょうか?

きちんと説明すると、これまで続けてきて、今年10年目になる竹の祭典の背景には、このような考えがあります。竹と良いお付き合いをする人、できる人を増やしていくのが大切だけれど、そもそも、竹を触ったこともなければ、切ったこともない人が多い中で、やっぱり、私たちの役目は、教育/ 啓蒙の部分にあるのかなと。そんな思いで、竹と触れる、使ってみる、五感で感じてみる、を大事にして、9年間、竹を使った演劇、アート、音楽、建築など様々な切り口で、子どもから大人まで関われる芸術祭を行ってきました。

今年の芸術祭ももう目の前。本当に意義のあるものを作り、つなげていきたいものです。

写真は2019年の竹の芸術祭より。竹をストーリや小道具、衣装にまで、さまざまに使った演劇を、地域の高校生たちと制作し、発表しました!

皆様、最後まで応援、どうぞよろしくお願いします。

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リターンを選ぶ

  • 5000

    応援!サポートコース(上乗せ応援歓迎)

    • お礼のメール(1通)
    • オンライン交流&報告会参加権(1名)
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 14人が応援しています。
  • 10000

    フィリピンの森の恵みを味わい応援!コース

    • バンブーデイのオリジナルポストカードでのお礼のお手紙(1通)
    • オンライン交流&報告会参加権(1名)
    • コーヒー(フィリピン産コーヒー250g 1袋)
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 8人が応援しています。
  • 10000

    EDAYAの歴史を知って応援!コース

    • バンブーデイのオリジナルポストカードでのお礼のお手紙(1通)
    • オンライン交流&報告会参加権(1名)
    • EDAYAアートブック(1冊)
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 8人が応援しています。
  • 15000

    竹のマグを日々に取り入れて応援!コース

    • バンブーデイのオリジナルポストカードでのお礼のお手紙(1通)
    • オンライン交流&報告会参加権(1名)
    • バンブーデイ2024限定!竹のマグ(1点)
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 7人が応援しています。
  • 20000

    EDAYAのロゴバックを身につけて応援!コース

    • バンブーデイのオリジナルポストカードでのお礼のお手紙(1通)
    • オンライン交流&報告会参加権(1名)
    • EDAYAオリジナルトートバッグ(刺繍ロゴ:1つ)
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 3人が応援しています。
  • 30000

    工房の森に竹を植えて応援!コース

    • バンブーデイのオリジナルポストカードでのお礼のお手紙(1通)
    • オンライン交流&報告会参加権(1名)
    • EDAYA工房の森に応援してくださった方の名前を添えて、竹を1本植えます!
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 3人が応援しています。
  • 100000

    EDAYA工房に滞在して応援!コース

    • バンブーデイのオリジナルポストカードでのお礼のお手紙(1通)
    • オンライン交流&報告会参加権(1名)
    • 2泊3日EDAYA工房ホームステイ(1行程、最大2名)
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。