撮影の流れ
vol. 6 2014-12-03 0
東京事務局の下田です。
初めて撮影現場に参加して、まず1シーンの撮影時間の長さに驚きました。撮影の大まかな流れは下記のようになります。
1.機材等の仮セッティング
2.セリフ読み合わせや動きの確認
3.機材等の本セッティング
4.テスト
5.本番
6.必要な構図に応じて4.~5.を繰り返し
まず、5.の本番についてですが、基本的に一発OKということはあまりなく、演技の修正であったり、意図しない音や人の入り込みによるリテイクが思ったよりも沢山ありました。
もちろん、通行制限のお願いなどはしていますが、構図的に出来ない場合もあるし、音は遠くの音でも拾ってしまうので難しく、想像よりもかなりシビアにリテイクしていました。
そして、6.については例えば二人が向かい合い、一人がそれを見ているっていうシーンであれば、最低でも人別の3カット以上必要になり、それを編集で繋ぐことになります。
1シーンあたり最低でも1時間から、長いと3時間を越えることもあります。そういった時間や手間をかけることで、臨場感や迫力を生み出し、キャストの感情表現を的確に拾うことで、面白い作品に仕上がっていくのだと実感しました。
このような大勢で向かい合って話をするようなシーンでは、それぞれのグループごとや、個々のアップなど、多くのカットが必要になります。
カメラ撮影用の機材。ケーブルでつないで映りを確認できます。
照明にも職人技が光る☆
屋形舟の「 さこや」さんにご協力いただきました。以前に屋形舟に乗せていただいた際には、獲れたての川エビを七輪でパリパリに焼いて食べさせていただき(超美味)、四万十川や高知の話もとても面白かったです。タイミングが良いと、四万十川の水面一面に反射する幻想的なほたる舟が楽しめるそうです。
最近よく映像をみかけるようになったドローンでの空撮。安全面の配慮も大事です。
ロードバイクの大会スタート時のエキストラさんの動きや歓声の確認のため、四万十の鷹と化す助監督。素の歓声が(笑)