【応援メッセージ】 田谷武博さん(瑞穂丸船頭)
vol. 3 2018-12-18 0
「もやい」とは、船を繫ぎとめる荒縄の結び。
この言葉にビビッときた!とおっしゃって、全面協力を申し出てくださったのは、開催地である石川県で漁師を営む、海老カゴ漁 瑞穂丸 船主船頭 田谷武博さんです。
もやいの結びはどれだけ負荷をかけても解けない硬い結び。ひとたび役目を終えて解けば、縄を切ることなくきれいに解けて、また使うことが出来る再生可能な結び方なのだと、教えてくださいました。もやい展アーティストがそこへ集い、結び、またそれぞれの活動へと戻っていく様が、まさにもやい結びであるとも。
福島県からの子供保養プロジェクトの参加者や協力者を海の幸で笑顔にする! それが自分の元気の源! とおっしゃる田谷さんに、今回、ファンドの特典にもご協力いただくことができました! 船頭自慢の甘えび、バイ貝は、ミシュランシェフも認める一級品★
自然とともに生きる海の男として、福島を、社会を、この国を見つめていらっしゃる田谷さん、熱い応援、ありがとうございます!
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能登保養PROJECTを立ち上げて5年になります。
対岸には志賀原発があり漁師という仕事柄、チェルノブイリ、福島第一の事故は明日は我が身の出来事ですが、震災から約2年、福島の惨状、保養と言う言葉すら知らずに毎日を過ごしてました。
実感が伴わない景気の活況のニュースが流れるたびに、福島原発事故がますます風化してしまうんじゃないか…と悔しい思いもしています。
日本人って福島を置き去りにする程冷たい人種ではないはずだ!
2019.3/5〜3/10
金沢21美「もやい展」
次々と保養グループが解散して行く中、一筋の光を感じました。
色んな分野の人達がそれぞれに色んな形で福島を支援してるけれども補助金打ち切りなど、単体では現状は変えられないのか! って、挫折にも似た感覚がありました。
ですが みんな今日まで頑張って来た経験と力を備えてます。
個々の活動を拡大するのではなく、やり方は違っても同じ想いの人達が力を合わせる時が来たのだと確信してます。
みんなが繋がることで産まれる力は莫大なものとなります。
その繋がりは福島の人達をどれだけ勇気付けられることか。
「もやい展」を主催される方々、14人のアーチストの皆さんに感謝し、「もやい展」を全力で応援させて頂きます。
瑞穂丸 田谷武博
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「もやい」それは、荒縄の強固な結び。3.11から8年、福島原発事故と向き合ってきたアーチスト達の個々の表現が金沢21世紀美術館で結ばれます。絵画、彫刻、写真、生花、造形、詩歌……福島の現実と命の輝きがあなたを包みます。
引き続き、シェア・ご支援のほどよろしくお願い致します!
https://motion-gallery.net/projects/2019moyai_kanazawa
★もやい展スケジュール★
場所:金沢21世紀美術館 ギャラリーA(石川県金沢市広坂)https://www.kanazawa21.jp/
日時:2019年3月5日(火)〜10日(日)
5−7日/10時~18時 8−9日/10時〜20時 10日/10時〜17時
入場料:100円(各種免除規定あり)