3.11から8年。アーチストが捉えた福島の姿。命の輝き。 「もやい展」@金沢
vol. 1 2018-12-14 0
クラウドファンドが12月2日にスタート
開始12日目、おかげさまで307,000円のご支援をいただき、31%達成となっています!
ありがとうございます。
改めて、ご挨拶を。
14人(+)の心がとらえた3.11
そして福島のいま
命の輝き
今こそ求められる「もやい」
荒縄の強い結びである「もやい」
それが転じて協同作業
さらには人々の結びつきや繫りも意味する言葉です
東日本大震災に起因する東電福島原発事故はわたしたちが連綿と築いてきた人々との「もやい」を…そして自然や大地との「もやい」をことごとく奪い去ってきました
目に見えない放射能は刃となって、わたしたちが無意識のうちに築き上げてきた大切な「もやい」を切り裂き分断させてしまったのです
原発事故の最大の災禍は、「もやい」の分断にあるのではないでしょうか。
実は、この言葉は戦後最大の公害病
水俣病の被害者の皆さんが社会運動をする上で生み出した思想が導き出した一つのキーワード
水俣病の発生で切り裂かれた地域社会、被害者加害者を含めた人々の荒れ果てた人間関係、そして恵みを与えてくれた大切な海は荒れ果て距離ができてしまった…
反駁しあうことからは何も生まれないことに気づき
再度「もやい」直し、再び共生・協働の価値観を生み出せないかと道を探り一つの思想を生み出します。ただしその道を探り出すまでは長い年月の苦しみがあったことは言うまでもありません
東電福島原発事故から7年半が過ぎました
表面上は復興が加速化されているように見えますが、切り裂かれた「もやい」が生み出した「分断」は深く潜伏し、人々は目を閉ざし口を閉じることによって横たわる大きな溝を未だ埋められずにいることは明らかです
その溝を埋めるための小さなきっかけは、電力という「近代」の象徴に依拠してきた我々が、原発事故が引き起こした様々な状況を「見て」「知って」「考える」そして犠牲による繁栄を享受することの原罪性に気づくことかもしれません
表現を生業にしているものにとって、東電福島事故は避けては通れないテーマで、あの日から7年半が過ぎた今、各々が各々の手法で表現してきたポスト原発事故のメッセージを「もやい展」にて、ポスト原発事故におけるみなさんの様々な思いや記憶を交錯させる場となり、未来へとつなぐ新たな価値観創出のゆりかごとなってくれることを願います。
震災8年目の春金沢21世紀美術館l階ギャラリーにて福島原発事故関連のアート展「もやい展」
絵画、彫刻、写真、華道、造形、イラストレーション、漫画、詩歌、ジャーナリズム
期間中の土曜日には、短編映画上演と演舞
そして中村敦夫氏による朗読劇 「線量計が鳴る」
*場所:金沢21世紀美術館ギャラリーA
*期間:2019年3月5日(火)−10日(日)
10時−18時(8、9日は20時まで。10日は17時まで)
*入場料:100円(免除要件あります)
*問い合わせ:2019moyai@gmail.com
*HP:http://suzyj1966.wixsite.com/moyai
100円の入場料を設定させていたのは、入場料を障壁にせずなるべく多くの方に見ていただきたい……それが当実行委員会の願いなのですが、しかし会場費、出展者の作品輸送費、広報費など莫大な費用がかかっているのが現状
今後の作家活動、また他地域での展示活動も見据えて皆様の温かいご協賛、ご支援をお待ち申し上げております
いただいた寄付金は厳正に管理し、当展示に関わる諸経費に有効に活用させていただきたきます。ご寄付をいただいた方にはHPそして当展示エントランスにてご芳名を掲示させていただく予定です。
●振込口座
ゆうちょ間送金 記号:10190 番号:72657011
他行より送金 ゆうちょ銀行018支店 普通7265701
口座名義 もやい展実行委員会
郵便振替 記号番号:00180-3-392592
他行から ゆうちょ銀行 019(ゼロイチキュウ)店
当座 0392592
●3月4日の搬入作業有志募集
13時より20時頃まで搬入作業を行います。もしお力をお貸しいただける方ぜひよろしくお願いいたします。全時間フル参戦でなくとも構いません。専門知識は不要です。手袋その他道具はこちらでご用意いたします。プロ顔負けの展示を作り上げましょう!
一人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただくためにも、引き続きのご支援・そして周りの方への拡散を、何卒よろしくお願いいたします。
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