映画監督の堤幸彦さんからコメントをいただきました
vol. 51 2022-04-21 0
拝見しました。
色々、書こうと思いましたが、どんな言葉もお子様を失った人々の無念を思うと文字になりません。
それでもあえて作品について語るならば、
向き合うべき映画がここにある、ということです。
登場する人々の言葉に集中し、悲しみ怒りながらも、自らの時代の不条理との関わり方を強く考えさせられる、そんな力を持った作品だと感じました。
コロナで中断していた気仙沼との交流も再開しようと決意しました。
たくさんの意味で背中を押された気がします。
たくさんの場所で人々に届けられることを希望します。
有難うございました。
堤幸彦
堤幸彦監督1955年11月3日生まれ、愛知県出身。ドラマ『金田一少年の事件簿』シリーズ(95年〜97年)、『ケイゾク』(99年)、『池袋ウエストゲートパーク』(00年)、『TRICK』シリーズ(00年〜14年)、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズ(10年〜)など数々のヒット作を手がけ、映画監督、舞台演出家としても活躍する。
気仙沼を舞台に描く、鎮魂と希望のドキュメンタリードラマ「Kesennuma,Voices.1~7」では震災復興に全力を挙げる気仙沼の真の姿を全国へ伝えた。