オンラインイベントまで残り4日 メンバー日記20
vol. 34 2021-03-17 0
本日はりったんが日記を綴ります。
今回、僕は須磨区と長田区の街歩きを行いました。
街歩きを行って感じたことは、もう多くの街中の震災遺構などが少なくなっていると思っていたのですが、身近な生活の中に震災の遺構が多く残されているということを感じました。
今では公園になっているところも、震災当時は焼け野原になってしまった小学校の跡地だったり、街の床屋さんの時計が未だにあの震災の起きた時刻で止まっていたりと、知っている人でないと分からないことが本当に多いということを知りました。
僕もこれまで5年間防災について学んで来ましたが、このようなものが沢山街の中に残っているということを知りませんでした。
それだけあの日のことを知らない世代が多いのだなと実感しました。
今の神戸市の人口の約半数は僕たちのようにあの震災を経験していません。
震災を経験していないから、当時の話を聞いたり、人と防災未来センターでの展示品を見て終わりではなく、それを後世に伝えていかないといけないということを改めて強く思いました。
次世代を担うのは僕たちです。
あの日神戸で起きたことを伝える人がいなくなってしまうと、阪神・淡路大震災のことは風化されてしまい、誰も知らないことになってしまいます。
そうなってしまうと、あの日の教訓がいかされなくなってしまいます。
だからこそ、僕たちのような若者が伝え聞いたことや資料を見て学んだことを後世に伝えていかなければならないと強く思いました。
そのため、これからぼうさい委員会の活動の中で震災を知らない若者が語り部となって街歩きなどを行い、僕達よりも若い震災を知らない世代にあの日神戸であったことを伝えていく活動を提案し、実行したいと思いました。
今回の街歩きと、人と防災未来センターの見学は本当に実りあるものになりました。
3月21日に私たちぼうさい委員会主催の防災オンラインイベント「発見!新しい防災DAY~東日本大震災から10年間、阪神・淡路大震災から26年、熊本地震から5年~」が開催されます!
オンラインでのイベントとなりますが、基調講演を始め、非常持ち出し袋の話や、若者が中心となって防災に関する活動を行っている団体によるパネルディスカッションなど盛り沢山のプログラムを準備しています!
防災についての知識を得るとてもいい機会だと思うので、みなさん是非参加してみてください!!
皆さんの参加お待ちしています!