オンラインイベントまで残り8日 メンバー日記19
vol. 33 2021-03-13 0
皆さん、こんにちは。
117KOBEぼうさい委員会のきんぐです。
この度、コロナ禍により、東北への訪問が中止となり、大変残念でございました。
一方で、その代替イベントとして、阪神•淡路大震災の震災モニュメント及び人と防災未来センターを訪問しました。
また、3月21日では6時間のオンライン防災イベントを開催する予定です。
まず神戸のまち歩き訪問について少しお話させて頂きます。
あの日から26年が経ちましたが、神戸には多様多数な震災モニュメントがあります。
むしろ復興の歩みに連れて、増えている所もあります。
私は今回地元である中央区•兵庫区エリアの訪問を担当させて頂きましたが、調べてみるとなんと約50箇所近くのモニュメントも存在していました。
防災にまつわる機関から神社の中、普段からみんなが楽しく使っている公園の中など様々な場所にあることが分かりました。
恥ずかしながら、防災をやっている人間としても、知らなかった場所や行ったことがない場所も沢山ありました。
私と同じように、神戸で生まれ育ちながらも、震災の記憶、モニュメントが実に身近な所にあることを知らない若者達も増えているのではないかと思いました。
また、多くのビルや公園の中で時計が5時46分で止まっていることを見て、「あの日から26年経ったとは言え、この時計と同じように、多くの場所や人がその時間で人生や歩みが止まったままなのではないか。」と感じました。
復興に終わりはありません。
「震災の記憶を伝えて続け、より災害に強いまちを作っていくことがあの日の教訓なのではないか。」と考えています。
震災モニュメントではあの日の記憶が刻まれており、身近な防災の第一歩として、まずそれを知っておく、見ておくことが良いと思っています。
皆さんも是非訪問してみてはいかがでしょうか?
参考に震災モニュメントの位置などをまとめているサイトのURLを添付しました。
是非ご覧下さい。
https://kobe-shashinkan.jp/cenotaph/chuou/index.ht...
次に、人と防災未来センターでの見学では阪神•淡路大震災の最大の資料庫として沢山の資料や遺留物、語り部動画を見て、より当時のことを知ることができました。
個人として、人と防災未来センターでの見学は年に2、3度しておりますが、行くたびに新たな発見ができ、自分の成長に連れて、震災に対する感じ方、考え方の変化にも気づくことができました。
また、防災啓発•伝承の中枢機関として今後も新たなコンテンツや方法を取り入れることが、より災害を伝え続けていくことに近づくのではないかと感じました。
委員会としても、今後こういった機関と連携していくことにより、より活動の幅を広げることができるのではないかと考えております。
2日間の訪問を通じて最も感じたのは「神戸の復興は続いている」ことです。
震災を経験している世代も、していない世代も一人一人が防災復興に力を注ぐことが今後よりよい神戸のまちにつながると考えています。
最後に、3月21日のオンライン防災イベントでは沢山の防災コンテンツをご用意しております、幅広い世代が防災について知る•学ぶ機会になると思いますので、皆さん、是非ご参加下さい!!
ご支援をして頂いた皆様、今後も引き続き、117KOBEぼうさい委員会をどうぞ宜しくお願い致します。