【東日本大震災から10年】
大学生の力で未来に残る防災の輪を広げたい

こんにちは。

本日はゆーひが担当します！

今回、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令により、東北への被災地訪問が叶わなかったため、神戸でできる活動として街歩きを行いました。

私は須磨区・長田区を調査しました。

公園や床屋、商店街など今では私たちの生活の一部である様々な場所に、阪神・淡路大震災の痕跡が存在していることが分かりました。

子どもたちが元気に走り回る公園には、阪神・淡路大震災による火災で一部が燃焼された木がありました。その木を目にし、映像や写真から伝わる以上の恐怖を感じました。

大きな被害を受けたことを彷彿させない街の中にも、当時の様子を鮮明に残した多くの遺構があること、地域の方々がそれらを残し続けている意味を考える機会となりました。

人と防災未来センターの見学は私自身初めてでした。当時の様子を体験できるシアタールームでは目を瞑りたくなるほどの衝撃や恐怖を受け、被害の大きさを身をもって感じました。

展示してある数多くの資料の中には、人の優しさに救われたと記録されているものがありました。大切な人やモノを失い絶望に陥った人々の心を支え、復興へ向けて歩み始めることができたのは、同じ苦しみを分かち合える被災者、ボランティアや復興を願う人々の優しさやあたたかさであったことを学びました。

震災を経験していない私たちができることは、当時の痕跡や記録、被災された方々の言葉を後世へとつないでいくこと、防災や減災についてより深く考え、多くの人と共有していくことだと思います。

3月21日(日)に開催予定のオンラインイベントでは、私たちが考える防災・減災について皆様と共有できるよう、多様なプログラムを準備しております。是非、ご参加下さい。

最後までご覧頂き、ありがとうございます。

引き続き宜しくお願い致します。