ウクライナやガザでは今も戦争が続いている。近著では比較文学と比較文明論の手法で『悪霊』などドストエフスキー作品と日本の文学における黙示録の問題を考察する。そのことにより第三次世界大戦を望む教団と政治との癒着の危険性に迫る。主な著書に『堀田善衞とドストエフスキー』、『「罪と罰」の受容と立憲主義の危機』など。