弱冠21歳の常間地裕監督×注目のオルタナティブロックバンド″羊文学″による
映画『ゆうなぎ』

お久しぶりです。兵太です。今日は少し端的に話そうかななんて、思います。

思えば１ヶ月くらい前からですね、始まったゆうなぎの撮影も、ついに明日で終わりを迎えそうです。

早いものです。

私たちが残したこの時間は、相対的に見れば短く、人生の尺を見た時の1つのメモリにしかならないでしょうが、それは確かにここにあり、色濃く存在します。

ゆうなぎでみえる世界は、日常です。それはどこにでも存在します。私たち、そしてあなた達の日々に寄り添う空気です。そぅっと触れては微笑みふわっと消える、そんな掴めないものです。その中で生きた時間と感覚が明日のあなた達になにか残せたら。なんて。思います。

陽は今日も顔を出します。見飽きたその笑顔に多少のうっとおしさとしつこさを感じますが、来る日も来る日もそばで支えてくれたのは彼なので、今はありがとうとだけ言っておきます。日々を愛す。私はそう生きたいものです。もう何も言いません。

撮影、共にクラウドファンディングも残り8日間と迫りました。皆様のお力添えで私達はここに生きることが出来ています。本当にありがとうございます。もし、あともう少しお力添え頂けるのであれば、幸いこの上ないです。よろしくお願い致します。

明日の空を闊歩するその強さこそ魂の表れです。またお話しましょう。

佐々木兵太