きこりの夫婦が想う、森を生かした場づくりの展望
vol. 13 2023-06-26 0
【きこりの夫婦がコミュニティービルドでつくる「結いで建てるいえ」】という、夫婦ともども人生初のクラウドファンディングに挑んでいます!
現在、クラファン公開より11日目。
71名の方にご支援いただき、現在支援達成率は73%となりました。
本当にいつも応援いただき、ありがとうございます!
残すところ17日というところで、あっという間にこの期間が終わってしまいそうですが、最後まで諦めずに目標支援達成した上で、セルフビルド家づくり完工に向けて全力で取り組んでいきたいと思っています。
ぜひ最後まで応援いただけると大変うれしいです。
少しでも共感、応援したい!と思われた方はSNSや口コミでのシェアも励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
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さて、本日ですが、表題の通りの話をしたいと思います。
私たち夫婦は高知の本山町という山あいの場所で、林業をナリワイにして暮らしています。
実は当初、家を建てる候補地として探していたのは「山林」でした。
しかし、実際には譲っていただける山林を数年以上は探し続けたものの、ご縁がなく「この場所では自分たちがやりたいことを諦めるしかないかな…」と泣く泣く、よその地域への再移住も検討していたところ、今の土地(農地8割、山林2割ほど)をご紹介いただき、まわりの山林も小面積ではあれど、買い取らせていただけることになりました。
そうして出会えた、ある意味では運命の土地とも言える、今の新居建設地。
小面積であっても、思い入れのある山であることにはまちがいなく、買い取ってからは夫婦ふたりで相談しながら、施業を進めてきました。
(ちょうどこの場所に家を建てますが、その前に周辺を間伐しました)
私たち夫婦がここで目指すのは「多様性のある森づくり」。
そこで、どんぐりの状態から夫婦で苗づくりもはじめ、クヌギの苗をたくさん作りました。
(現在の自宅近くの畑で育てたクヌギの苗)
このクヌギの苗はすでに新居建設地まわりに移植済み。
杉やヒノキなどの材は家にも使いやすかったり、メリットも多いですが、そればかりの一点張りの山を作るのではなく、いろんな植生を楽しめる森づくりを目指しています。
(スギ・ヒノキの苗も一部植え付けしました)
そして、この土地ではゆくゆく、製材機をいただける話もあるので、家と同時進行で製材機を据えるスペースも建設予定です。
これは、ビニールハウスを使って簡易的なものを考えていますが、こちらはすでに地元の方に骨組みを譲っていただいておりまして、製材スペースができれば、ますます楽しいことを企画できるなあと夫婦でワクワクしています。
「もっと森を身近に感じてほしい」
林業という仕事を広めるべく、情報発信にも力を入れたり、講師業を務めたり、木製の楽器づくりに取り組んだり…とさまざまな活動をしている私たちですが、やっぱりなによりも直接、森にきて、木に触れて、体験してもらうことが大事だと考えています。
新居を建てる場所は、平地もあり、周辺に購入した山林もありで、そういった、自分たち夫婦がやりたいことを実現しやすい場所でもあり、早くそんな日が1日でも早く実現できるように、今日もコツコツとできることをやっていきたいと思います。
クラファンも残すところ17日。
どうぞ最後まで目標達成に向けて、応援のほどよろしくお願いいたします!