買った方が安い?廃材を活用することへの情熱
vol. 12 2023-06-25 0
おかげさまで現在達成率71%、68名の方にご支援いただき、目標支援総額150万円のうち107万4千円という大きなご支援をいただいております。
本当に本当に、励みになるご支援、またいただいたメッセージもすべて拝見しており、大変嬉しい限りです。
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現在進行中の「セルフビルド家づくり」ですが、自分たちが切った木を使うことや土や竹など土地にあるものを使う以外にも大事にしていることがあり、今回はそんなお話をさせてください。
現在、8年ほど前にご縁あって、新居を建てる町と同じ町内にある古民家住まいですが、ここの家でも耐震改修工事を大工さんにも手伝ってもらいながら、夫婦で改修工事を進めました。
そんな中で、古民家に眠る古材や古道具を活用したいという想いもあり、なんでもそういった廃材と呼ばれるものを使うようになりました。
(家に眠る古材で、子どもの遊び場もDIY!)
新居建設地では、作業小屋をいち早く作ろう!していたところ、たまたまそのタイミングで「いらない小屋があるから、自分で解体するなら持っていく?」とのありがたいお声がけをいただき、自分たちで解体をしにいきました。
(構造材もしっかりしており、まだまだ使えそうな移築解体前の小屋)
(上記の小屋の解体途中の様子)
解体した小屋はその半年後に、夫婦ふたりで地道に作業を進め、新居建設地に移設。
外壁には自分たちが伐採、製材した板材やいただいた廃材を活用して、通称「拾ってきた小屋」として、現在は刻みの作業を進めるスペースとして活用しています。
(移設後の小屋の一部には休憩スペースも。こちらも廃材や端材を活用!)
ズバリ、これだけ廃材や捨てられる運命にあるものを活用するのは、それなりにこだわりがあるからとも言えます。
経済的にも助かるという一面ももちろんありますが、正直労力などを考えれば、新しく買った方が安かったりすることもたびたびあります。
しかし、それでもなお活用する理由としては、環境への負荷軽減にもなると思うからです。
今ある自然環境をよりよくするために、日々林業という仕事に向き合っていますが、その傍ら、消費的な捨てる暮らしをしていては、矛盾が生じます。
そういう意味でも、まだまだ使えるものは命を吹き込んで使えるだけ使おう!をモットーに、こんなことを楽しみながら行なっています!
新居で活用する家具類も、夫が解体業の仕事のお手伝いを通じて、調達してきたものもたくさん活用します。
(地元の職人さんが作られたという、まだまだ使える家具。捨てられる運命だった)
(構造材もまだまだ使える!ので、これもいただいてきました)
そのほか、今回活用する瓦や不足して調達した材もB品として市場に出回らないものを活用させていただく予定です。
そんな捨てられる運命のものも生かしながら、きこりの夫婦がコミュニティービルドでつくる「結い」で建てるいえ。
ぜひ応援いただけると励みになります!
残り18日。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!