【こんな財産を持ちます②】ヒロセガイさん寄贈(DEAD OR ALIVE)
vol. 9 2022-10-18 0
八島花文化財団は、このまちにとって大切なものを引き継いでいくための拠り所となることを目指しています。お金だけではない広義の財産を所有し、一般社会では定義されにくいモノの価値を再考・再定義していきます。
今日は、財団が設立時に所有する予定の財産をご紹介いたします。
▼財産の概要(写真)
寄贈物:DEAD OR ALIVE(アート・美術品)
寄贈者:ヒロセガイ(アーティスト/ すみだ向島EXPO副代表 / 京島駅ディレクター)
▼寄贈者からのコメント
墨田の京島辺りは、面倒臭くて帰れずにいる実家、幼馴染と悪さした路地裏、威勢の良い祭りを想い出す、東京の故郷のような場所です。大事にしたかった。忘れたくない気持ちが集まれば、生まれなくなった東京に帰れるかもしれません。
ヒロセガイ
<プロフィール>
1994年よりギャラリーで作品を発表。その後、クラブやライブハウスなど、鑑賞者とより活発に対話できる場所での展示を試みるようになる。手掛ける立体作品はあくまで制作の一部で、自身を取り巻く環境や偶然出会った鑑賞者も含めたすべてを「作品」と捉えている。
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※前例のない新しい試みなので、法務局や税務署と確認しながら準備を進めています。財団による所有と価値づけが叶うかどうかは、実現して初めて明らかになる状況ではありますが、財団による所有が実現し、このまちらしい活かし方ができるよう努めて参ります。
現在準備室では、このまちらしく活かして行きたい財産があり、託し先を探している方を募集しています。1つずつ事例を作っていく段階なので、活かし方などを相談させてもらいながら進めることになると思いますが、もし心当たりがある方はぜひお声かけください。